ロボット

September 30, 2008

マイロボットの完全形を目指して

◆毎週、雑誌に付属してくるパーツを組み立てるとロボットが出来上がる-。
 こんなふれ込みでデアゴスティーニ・ジャパンが、2006年2月から配本していた「週刊 マイロボット」は、07年11月に発売された第90号で完結した。

 毎号1390円で雑誌を購入するとロボットが出来るとあって、これに飛びついた人は多かったようだ。
 創刊号から最終号までを計算すると、ロボットの金額はベーシックモデルで約10万円、あれこれオプションを加えると12万円にもなったという。

◆これだけの大金を投じたにもかかわらず、完成できなかった人や、一応組み立てたが動かないなどの不具合の連続で、途中で投げ出している人も少なくないという。
 出版社もアフターフォローのWebサービスを行っていたが、それも今年11月末日で終了するという。

 悩みを抱えた人たちを集めて、ロボットを完全なものにしたいといったグループが大阪にある。
 先行していた東京のグループの後押しがあって活動を始めたというが、すでに9回の例会を開催している。

 先ごろ大阪府交野市で開かれた第9回の例会には、地元をはじめ兵庫県明石市などから10人が参加した。
 午前10時から午後4時まで、マイロボットの完全形を目指して熱心な情報交換などが行われた。

 本来ならクレーマー団体になってもおかしくない不具合の連続に、グループのメンバー全員が、実に楽しそうにマイロボットの改造に取り組んでいた。

 詳しくは、後日、ロボット総合情報ブログ「ロボメディア 2008」に掲載する。

[デアゴスティーニ・ジャパン/マイロボット]
http://www.de-club.net/myr/

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September 26, 2008

焼き鳥ロボット

◆工場の生産ラインでは人セル生産は当たり前の時代。次は自律型ロボットによるセル生産だという。きのう三菱電機が賢い自律型セル生産ロボットシステムを作るために京都大学との連携を強化して、開発を急ぐといった発表を行った。



 一番のポイントはロボットに作業の正確さなどを教える作業の短縮化だという。それは人が操作盤を使って行わなければいけない。
 教えてやると三本指で上手に部品をつまんで穴に入れていた。その正確さが生産ラインでは大事だという。

◆そこでふと思った。
 こんなに賢いのならば、焼き鳥を焼いたりたこ焼きを作ることなんか朝飯前ではないかと。
 早速聞いてみた。
 「焼き鳥は簡単ですね」
 いとも簡単に返事があった。

 三菱電機のロボットシステム技術を使って焼き鳥ロボットを作る企業は現れないものか。
 これこそ今、ワールドワイドに注目されているB級グルメの王様である「焼き鳥」の名を一層高める材料になるのではないだろうか。


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July 01, 2008

掃除ロボットが本領発揮できるのは掃除機売り場

◆アイ・ロボット社の掃除ロボット「ルンバ」の売れ行きが好調なようです。
 先日、ある商店街を歩いていると衣料品店のフロアに、さり気なくルンバが置いてあるのを発見しました。
 こんなところでもルンバは使われているんだ、と関心してしまいました。

 人のそばにいて家事のお手伝いをしてくれるのですから、これこそハウスロボットですね。

 ヨドバシカメラでは、ルンバは掃除機売り場で実演・販売されています。
 ダイソンの高級掃除機などと一緒に並んで、掃除機の新しいアイテムとして提案されているわけです。
 ここではルンバは決してロポットではないのです。
 ロボットの姿には衣をかぶせているのです。
 当然に売れ行きは良く、記録を更新中だとか。

 商品はどこの売り場に置くかで、売れ行きはまったく異なってきます。
 ルンバは、そのいい例でしょう。

◆日本橋電気街では残念ながらルンバを見ることはできませんが、上新電機・テクノランドにあるロボット専科というロボット専門店には、他社の掃除ロボットが置かれています。

 でもロボットたちの顔色は、心なしかさえません。
 ここにやって来る人たちはみんなロボットに興味があるわけで、掃除機としての機能は二の次だからです。
 彼らは、掃除力よりも、関心はロボットとしての動きにあるのです。

 そうなると掃除ロボットよりも、ほかのロボットに目が行くわけです。
 ロボット売り場にある掃除ロボットでは、商品がぼやけてしまっているのです。

 ルンバをカスタマイズできる製品が米国で販売されていますが、ロボットファンには、こちらの商品がぴったりかもしれません。

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June 18, 2008

電子部品で作るロボットグッズ

◆新旧の電子部品を使ってロボットをイメージしたグッズを作っているトーヨー電子製作所の田中潤さん。
 出来上がった商品は小さなキーホルダーやストラップなどが中心で、1個1500円から2000円で販売しているそうです。

 大手量販店や雑貨店などに販路を拡大中で、昨日は大阪・日本橋でロボットに関連した事業を行う人たちを前に商品をアピールしました。

 数万点もあるという部品にも、1つひとつに機能美があるといい、それを生かしてロボットをデザインしています。
 もちろん動くロボットではありませんが、ロボットは多くの人にとって関心の高いものだそうです。

 1つひとつが手作りで、ドリルで部品に穴を開けるなどして作ります。
 中には1個20分程度で仕上がるものもあるそうですが、小さいだけに作るのは大変な作業のようです。

 女性が買っていくケースも多いようですが、材料が電子部品だと気づく人は少ないといいます。

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May 16, 2008

浪花のロボットは値切り上手?

◆きのうは朝から夕方まで日本橋電気街を歩いた。
 午後に訪ねたのがエルエルパレスという2足歩行ロボットによる格闘技イベントなどを手がける会社です。
 と言っても、いろんなオリジナルロボットの開発も手がけており、高い技術力を売りにしている。

 その技術を生かして、先ごろ開発したのが4足歩行の犬ロボット。
 同じ日本橋にあるダイセン電子工業へと売られていった。
 これからは番犬として外装を施し、本物の犬と見間違うほどになるという。

◆エルエルパレスが開発した最も新しいロボットは、大型2足歩行ロボット「ファイブ」の改良バージョンだ。
 頭にネットワークカメラを搭載したのが、改良のポイントです。
 なぜカメラを?
 神奈川県川崎市で今年の夏に行われるロボットによる買物コンテストに出場するためだ。

 これこそハウスロボットの先鞭を切るもので、無線LANを使ってインターネット経由でロボットを確認しながら遠隔操作する。
 棚にある品物をつかんでレジまで持参し、値切り交渉までするという競技なのです。

 大阪生まれのファイブは、先のロボワン大会でも準優勝したパワーあるロボットですが、果たしてお店の人と値切り交渉が出来る度胸は備わっているのでしょうか。

[関連記事と動画]
http://robomedia2006.blog.so-net.ne.jp/2008-05-16

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April 28, 2008

学天則は不気味?

◆ドラゴンボール? ちょっと不気味-など、さまざまな反応があった復活した「学天則(がくてんそく)」。

 昭和3年に大阪で作られた圧縮空気で動くロボットです。
 京都で開かれた博覧会に出品されたなど、各地でお披露目され、人々は驚き、大人気を博したそうです。
 その後、ドイツへ売却されたそうで、昭和7年あたりから、その行方がわからないといいます。

 その学天則が大阪市立科学館の手によって復活し、7月から一般に公開されるそうです。
 果たして当時のように、驚きの声で館内はいっぱいになるのでしょうか。

 学天則復活のニュースをYouTubeで公開したところ、国内外からたくさんのアクセスをいただき、再生回数が2万8210と3万に届こうとしています。

 学天則は今も昔も人々の関心を引きつける魔力を持っていることを知らされました。
 大阪発の日本を代表するロボットのようです。

http://jp.youtube.com/user/ssozaki

http://robomedia2006.blog.so-net.ne.jp/2008-04-24

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March 11, 2008

憧れの鉄人28号の、ライバルロボ「ブラックオックス」が発売される

◆「鉄人28号」と言えば、ボクの小学生の頃、月刊誌「少年」(光文社)に連載されていた漫画だ。説明するまでもないが少年探偵金田正太郎の操縦で、犯罪者や怪ロボットなど悪者を懲らしめるストリーです。

 やはり「少年」に連載された「鉄腕アトム」とともに、日本を代表する2大ロボットです。
 いまなおロボットと言えば、アトムや鉄人を連想する人は少なくいないでしょう。

 大阪のロボットメーカー、ヴイストンは2005年に、この鉄人28号のロボットキットを発売し、そして今年、その鉄人のライバルとして闘った漆黒の悪漢ロボット「ブラックオックス」を発売するといいます。

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 鉄人28号は300体が売れたといいます。
 発売を発表すると、全国から問い合わせが殺到したそうです。
 「どこで売っている」
 「インターネットで販売します。操作にはパソコンが必要になります」
 「インターネット?」
 「パソコンなんかないぞ」
 「でもどうしても鉄人が欲しい」

 当時、こんな会話がたくさん交わされたそうです。
 昔、鉄人28号の漫画を読んでいた人たちが、手に入れたいと思ったのでしょう。一斉にヴイストンに電話をかけたのです。

 組み立てキットで発売しましたが、「ユーザーニーズと食い違っていた」(同社・大和信夫社長)ことから、組み立てを代行するサービスを8万円で打ち出したところ、多くの人が申し込んだといいます。

 あこがれのロボット。手に入れようにも無理だった子どもの頃の夢だっただけに、少々お金がかかっても、身近に鉄人を置いておきたかったのでしょうね。

 そんなことから今回のブラックオックスは、買ったその日から使える完成モデルで提供するといいます。
 団塊の世代の人たちが、無線コントローラーでブラックオックスを操縦している姿が、今から目に浮かぶようです。

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March 04, 2008

パチンコ台がロボットになると

◆パチンコ台メーカーのIさんが「パチンコ台に向かって座ると、お久しぶりですね、と女性の声で話しかけてくれるのはどうかなぁ」と、考え込んでいました。
 顔認証などの技術を使って、個人を特定して、常連ならば「きょうはきのうよりも調子がいいですね、などとしゃべってくれるのもいいかもしれない」なんて具合です。

 1人ひとりの成績も管理してくれる。違う台でプレーしたとしても、データは集中管理してくれます。
 だからどの台に座っても、個人を特定して、個別の会話をしてくれるのです。

 これはパチンコ台がロボットなんですね。
 さすがに動き回ったりはしませんが、お客とコミュニケーションが取れるのがミソ。
 調子が悪くて落ち込んでいるときには、こっそりと入る台を教えてくれたりとか、ロボット(パチンコ台)に気に入られると情けをかけてくれることもあるのです。

 コンピューターゲームと化したパチンコですが、相変わらずの人気ぶり。
 メーカーは、億単位の権利金をかけてキャラクターものの新台開発の競争にはお疲れ気味。
 それならまったく新たな台を作ってみては、ということ。

◆しかし、パチンコに熱中できない、なんて嫌われるかもしれないね。
 「うるさい」と言って台を壊す乱暴モノも出てくるかもしれない。
 高い開発費をかけて作っても、こんな台は見向きもされないのかもしれない。

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January 18, 2008

関西企業のロボット事業は一味もふた味も違うね

◆凸版印刷が大阪で開催した「3つの期待に応え”鯛”」展を見てきました。
 招待客限定のものでしたが、会場を一回りして感じたのは、単に印刷する会社ではないことが明確にわかる展示会でした。

 同社に限らず印刷会社は、印刷だけに頼っていては売上げは伸び悩みです。
 新規事業が必要になってきます。ユーザーからも「こんなことはできないの」といった注文が入ってくるそうです。
 「そんなことできません」とは言えないご時世であります。

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プロモーション・ロボット「プル・ケロ」

 そんな中、注目すべきなのは同社が関西で先陣を切って取り組み始めたというロボット事業です。
と言ってもロボットを作るのではなく、ロボットを使ってプロモーションをしようというもの。

 同社の電子チラシサイト「Shufoo!」のキャラクター、ケロがプロモーション・ロボット「プル・ケロ」になって音声でShufoo!を説明したり、パソコンの画面を音声操作したりしていました。
 ロボットの街”大阪”の企業らしい新しい提案でした。
 同社は、こうしたロボットによる新規ビジネスを模索していきたい、と意欲を見せていました。

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December 26, 2007

東洋初のロボット「學天則」復刻版製作の現場を訪ねる

◆きょうはジオラマなどを制作しているディグ(大阪市西区)という会社を訪ねました。
 ちょうど神戸防災センターへ納めるという阪神淡路大震災直後の神戸の被災住宅や人々のジオラマが制作されているところでした。

 細密な作りには驚くばかりで、よくもこんなものが出来るものだと感動させられました。

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ディグが得意とするジオラマ製作

 訪問の目的はジオラマの見学ではなく、今から80年前の昭和3年に東洋で初めて作られたというロボット「學天則」の復刻版の製作現場を見るためでした。

◆學天則は金色をし、机に座り、座高が2.4mの巨大ロボット。右手に鏑矢を持ち、左手には霊感灯と呼ばれるライトを持っていました。

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昭和3年に開発された學天則の当時の写真

 學天則がアイディアを思いつくと霊感灯が光り、目を見開き天を仰いでにっこりほほえみます。
 そして鏑矢を動かし、アイディアを書き留めるのです。
 筆記を終えると首を左右に振り微笑んだと言います。

 復刻版は、当時と同じ大きさで、同じよう動くようになるそうです。

Photo_2
製作が進む學天則の復刻版の頭部

 すでに当時の學天則残されていませんが、大阪市立科学館では、その模型を見ることができます。

 ロボットの街、大阪を標榜する大阪市は、今年度、かつて大阪で作られた東洋初のロボットの復刻版を製作する事業を進めており、ディグがその製作を担当しているというわけです。

◆學天則は圧縮空気で動いたと言われています。
 その動きは人間のように滑らかな動きをしていたといいます。大阪大学が今、開発しているチャイルドロボットやアンドロイドも、やはり圧縮空気によって動いており、いかに學天則が進んでいたかがわかります。

 製作現場では、學天則が圧縮空気で動く原理を模型を使って説明してもらいましたが、こんなことをコンピューターもなしに作り上げるとは感心するばかりです。

 復刻版の學天則は3月末には完成予定で、夏休み前には大阪市立科学館の1階に展示されることになっています。

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December 22, 2007

ユニバーサル・シティウォーク大阪はロボットがいっぱい (動画あり)

◆ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)までは、自宅からJR電車で3駅という近さだ。でもまだ一度も園内に入ったことがない。
 いつも入り口近くまで行くが、そこで仕事を片付けて帰ってくる。
 きょうもまた、そうでした。
 とりわけ興味があるわけではないので、それでいいと思っている。

 USJはJR桜島線のユニバーサルシティ駅が最寄り駅です。きょうはじめて知ったのですが、駅前からUSJまでの商業施設の建物群が「ユニバーサル・シティウォーク大阪」と言うらしい。

 そこで25日まで次世代ロボットの実証実験が行われています。
 ロボット開発を手がける企業7社が、実用化へ向けて検証をしようというものです。
 大きく分けて掃除ロボット、コミュニケーションロボット、情報提供型ロボットの3種類のロボットが動いている。

◆その中で編集長の関心を引いたのは、やはり掃除ロボットだった。
 このところ「ルンバ」の影響で、頭の中は掃除ロボット一色になっている。


てんとう虫型の掃除ロボット「LADY BIRD」

 そのひとつてんとう虫型の掃除ロボット「LADY BIRD」は、高速道路のサービスエリア内のトイレなどの掃除を想定したもので、床面を水洗いして乾燥させる。
 交通情報を読み上げたり、人と会話もできるので、コミュニケーションロボットとしての機能も持たせている。


遠隔操作で動かせる多目的掃除ロボ ット「フィグラ・アイ」

 もうひとつは多目的掃除ロボ ット「フィグラ・アイ」。
 映像を見ながら遠隔操作でき、そこから音声を出すこともできます。ロボットの進行方向に人がいると60cm手前で停止するなど、安全機能を高めています。
 こちらはゴミの吸引とワックスがけを行う。

◆どちらも業務用の掃除ロボットだが、「ルンバ」に負けず劣らない機能を持っているようだ。
 これらを見ているとルンバが火をつけた家庭用掃除ロボット市場は、急速に拡大していきそうな気がしてくる。
 それは大手家電メーカーの再参入ではないだろうか。

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December 20, 2007

ルンバの初仕事に感動

◆昨晩、「ルンバ 570」を連れて帰った。
 掃除は夜は似合わない。と言うよりもテレビで映画「サンタクロース」を観て、そのまま眠ってしまっただけなのだが、彼女の初仕事は今朝になった。

 快晴。
 洗濯日和でもあります。
 とりあえず洗濯機を回しながら、ルンバを箱から取り出します。
 本体中央にあるCLEANボタンを押して電源を入れます。この段階では電源が入っただけなので、動かすにはもう一度CLEANボタンを押さなければいけません。
 すると少しドラえもんに似たメロディーが流れ、動き始めました。

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 けもの道の状態になっている部屋を動き回っている。積み重ねた本や家具にぶつかって方向を変えながら、掃除をしている。
 ボクが掃除機をかけるよりも丁寧な気がします。
 これなら十分だが、9万4500円(ルンバ530は7万9800円)は高い。しかしメイドを雇うよりも安い。

 机の下まで入って、くるくる回っている。
 きたないゴミをさぞかし一杯吸い込んでいるんだろうなと思うと、ちょっと可哀想な気もしないでもない。
 入り込んだはいいが、なかなか出てこない。掃除が終わらないのだろうか、それともうまく出てこれないのだろうか。
 邪魔になっている椅子を横にやって通路を広げることで、彼女はようやく出てきた。

 でもぼくが机に向かってパソコンを操作している時にでも、彼女はその横で一生懸命に掃除をしている。
 決して「邪魔になるから、そこをどけ」といったことも言わない。
 この健気な姿は、もう掃除機ではない。
 ペットのような感覚にもなってきます。

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◆聞くところによると、漫画家のやなせたかし氏は、ルンバを8台も持っているらしい。 「それいけ!アンパンマン」の作者で、絵本などもたくさん描いている彼だけに、わかるような気がする。

 しばらく掃除をしていたが、疲れたのかホームベースへ自ら帰っていった。
 これはまるで星新一のSF小説の一幕を見ているようでもあります。

 ルンバにWebカメラを搭載してもいいでしょう。自動掃除の日時を設定しておくことで、ルンバは決まった時間に室内を動き回るので、外出先からその様子を確認できます。
 これは薄型テレビよりもずっと楽しい家電品です。
 次の主力白物家電になることは街がいないでしょう。


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December 19, 2007

お掃除ロボット「ルンバ」が我が家にやって来る

◆我が家にお掃除ロボット「ルンバ」がやって来ることになりました。
 まずは事務所で顔合わせ。そして簡単に特徴や使い方、日常のメンテナンスの仕方などを聞く。
 事務所と言っても、あるLED表示機メーカーのショールームの一角なのですが、カーペットを敷き詰めたそのショールームの床を走らせてみる。

 壁や障害物を感知すると走行スピードを緩めて接触の衝撃を和らげる。
 これはソフトタッチバンパーという機能らしい。
 これによってルンバ本体や家具、柱が傷くことがないように配慮されているわけです。
 コードが走る隅にルンバが進んでも、コードを巻き込むことはなかった。
 からまりを防止するなど新機能が追加されているからだといいます。

 肝心なのは掃除力ですが、その機能は前シリーズの機種から「大幅にアップした」という。
 自宅はもっと悪環境ですが、これなら大丈夫かもしれません。
 持ち帰って機能を試してみることにします。

◆ところで量販店の売り場でも多くの人が、「本当にきれいに掃除してくれるの」と質問を寄せてくるという。

 ルンバは米国のiRobot(アイロボット)社の製品で、世界40ヵ国で発売されており、日本ではセールス・オンデマンド(本社・東京都千代田区飯田橋)が総代理店になっています。

 2007年10月1日に発売したルンバ500シリーズで初めて”お掃除ロボット”とカタログで謳ったのですが、今も正式にはこの商品は「自動掃除機」となっている。
 それは掃除力の高さからくる自信の表れでもあるようです。
 カーペットのダニ吸引テストもこなして、予想以上の成果を挙げたといいます。

 500シリーズには標準モデルの「ルンバ530」(7万9800円)と、ハイエンドモデルの「ルンバ570」(9万4500円)があります。
 今回、我が家にやって来がるのはルンバ570です。
 ショールームを動き回った彼の掃除力は文句ないものでした。
 自宅でどんな働きをしてくれるのかが楽しみです。

 ところで大阪では、「ヨドバシカメラ マルチメディア梅田」の掃除機売り場で実演が行われています。
 足を止めてルンバに見入る人たちは多い。
 「20-30代の人たちが購入するのが目立つ」(同社)といいます。

 ロボットという言葉からは「便利で楽ができるもの」といったイメージもありますが、「それだけを訴求していてはルンバは決して売れないことがわかってきた」と同社。

 今、家電業界では白物家電が好調な売れ行きを見せています。
 売れている商品の多くはいずれも高額機種で、付加価値を認めて買っていると言われます。
 ルンバがそうした商品の中に加わるのも、そう遠くないことなのかもしれません。


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October 26, 2007

「スクローラー」のような人になれるかな

◆「スクローラー」って一体何なんだ。
 ボクの頭は初めて見るスクローラーという文字に、疑問符を投げかけていました。
 Yさんからもらった電子工作教室開催の案内はがきには、今回はスクローラーを改造して、ハイスピードスクローラーロボットを作ると書いてあります。

Photo
イーケイジャパンの「スクローラー」

 困った時のインターネット頼みで、早速にグーグルで検索してみます。
 するとそれは、福岡のイーケイジャパンという会社の製品だということがわかりました。

 もう少し詳しく読んでみると、「スクローラーは自分で回転しながらころがり続けるメカ。何かにぶつかってころんでも、自分で起き上がって、またコロコロと転がり続けます」と書いてあります。

 「ころんでもころんでも、自分で起き上がり続ける力強いメカ」 
 恐らく、スクローラーにはスポ根マンガの精神が叩き込まれているのでしょう。
 ボクはそう思った。
 そんなスクローラーのつめの垢でも煎じて呑まなければいけない。
 ならば電子工作教室にも行かなければいけない。

 もっともスクローラーにはつめはないでしょうから、電子工作教室で勉強してみようと思ったのでした。

◆オリジナルなハイスピードスクローラーロボット作りに挑戦する「でんでんタウン電子工作教室」は、10月28日(日曜日)と11月4日(日曜日)に、大阪・日本橋4丁目の日本橋筋商店街振興組合会議室で開かれます。

 既製品のスクローラーの電源を3Vにして、装備したLED(2色)を発光させて走らせるというらしい。

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February 20, 2007

超合金魂ってなんだろう??

◆アニメのガンダムが2足歩行ロボットとして登場する日も近いかもしれませんね-。
 日本橋を代表するロボット専門店「ロボットファクトリー」(大阪・日本橋4丁目)の向井義智店長は、このように話しています。


 同店はこのほど、2階に売り場を新設して、超合金魂シリーズや装甲騎兵ボトムズ・ロボットなどホビー商品の品揃えを拡充しています。


 マンガ家志望だったボクも最近では、超合金魂とか装甲騎兵ボトムズなど、何がなんだかさっぱりわからなくなっています。
 ですから取材に行っても若い向井店長などに、いちいち説明を求めなければいけません。


Photo_11
超合金魂シリーズのロボットたち


 日本橋を歩くにも情報通信機器やデジタル家電の知識だけではなく、こうしたアニメなどの知識も必要になっているのです。


◆ところでロボットファクトリーは、2004年12月にオープンした日本橋初のロボット専門店です。今までは2足歩行ロボットと関連部品などを中心に扱っていました。


 ところが今回「フィギアから2足歩行ロボットまで―」をキャッチフレーズに、扱い商品の幅を広げたのです。


 新しくなったロボットファクトリーが目指すのは、「これからアニメとロボットが融合していくことを見越して、誰もが気軽に入れる専門店」だそうです。

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September 29, 2006

2万円のロボットキット   ロボットフォース  

エルエルパレス/ロボットフォースが、9月30日、価格が2万790円という低価格な2足歩行ロボットキット「NeeBo」を発売します。




 半完成キットで約30分で組み立てられるといいます。
 シンプル構造でメンテナンスも簡単なほか、近藤科学のKHR-1と同じマイコンボードのRCB-1を搭載しているといい、拡張性に優れているなどの特徴を持っています。

 ロボットへの入門用、教材用としての販売を見込んでおり、大阪・日本橋のロボットファクトリー、ニノミヤパーツランド、シリコンハウス共立などで販売します。

[関連記事]
http://webpress.exblog.jp/

 

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September 28, 2006

日本橋・ロボットマップ 誕生まぢか

◆今月30日の土曜日に大阪・日本橋の「ロボットマップ」が発行されるという。
 ロボットショップや日本橋案内所などで配布される予定です。

 ロボットを作りたいけれどどこへ相談に行けばいいのか解らない。
 誰か作り方を教えてくれないかな?
 必要な部品はどこで売っているの?

 ロボットの街として世間に打ち出しているけれども、まだまだ知らない人たちはたくさんいます。
 そんな人たちに利用してもらえるとうれしい-と日本橋のロボットショップの人たちが作ったのです。

 日本橋にはいろんなマップがあるけれども、ロボットマップは初めて。
 将来はロボット自らが手を引いてお店まで案内してくれる時代がやって来るかもしれませんね。


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September 01, 2006

大野さんではありませんか   8月31日の朝日新聞夕刊1面

◆おや!? これは大野さんではないか。
 きのうの朝日新聞の夕刊1面に掲載されていた記事の写真は、まさしく大野一廣さんでした。


Ono
ロボットを修理する大野さん


 業界で初めて大阪市内に設立されたロボットの病院「ロボクリニック」、実は修理工場なのですが、そこの院長を勤めているのが彼なのです。

 「日本橋経済新聞」とは兄弟の関係にある「ロボメディア2006」では、これより早くロボクリニックを紹介しています。

 大野さんと言えば大阪・日本橋に初めてオープンしたロボット専門店「ロボットファクトリー」の初代店長を務めるなど、大阪のロボット界ではちょっとは名前の知られた人です。

 ロボットがあるところ必ず彼は出没するというほど。
 だから初めてのロボットの病院にも院長として名を連ねたというのもうなづけます。

 引用させていただいた新聞のコピーは朝日新聞ですが、フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社)の9月1日付けの新聞にも、大野さんは写真入で登場していました。

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August 23, 2006

2足歩行ロボット「KHR-1」が3割引

◆日本橋の電気街を歩くとロボットを目にする機会が多くなりました。
 日本橋をロボットの街にしようという街の取り組みが徐々に実り始めているようです。

 上新電機・テクノランドのソフトウェアと書籍の売り場でもロボットを見ることができます。
 そこに展示してあるのは、近藤科学の2足歩行ロボット「KHR-1」です。ケースに入って展示してあります。


Khr1
2足歩行ロボット「KHR-1」


 このロボットは、17自由度のサーボモータ関節を持った小型高性能というのがセールスポイント。しかも高性能でありながら、メーカー希望小売価格が12万6000円という低価格なのが特徴です。

◆テクノランドで販売されているのは組み立て済みの完成品。しかも30パーセント引きというから安い。
 面倒な組み立ては勘弁して欲しい、でもロボットはほしい、といった人にはお買い得かもしれません。

 別売の無線コントロールユニット(1万5750円)を使うと、パソコンからの再生コマンド(再生支援ソフト「RCBコマンダー」)を無線で送信してロボットを操縦することができるといいます。

 今後はこの売り場にもいろんなロボットが増えていくのでしょうか。楽しみです。

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August 02, 2006

人間似のロボット

◆私たちが持っているロボットのイメージはと言うと、人間とそっくりな姿を考えてしまう。2本の足で歩き、ふたつの手で物を持つ。そして人間と同じように話し、頭で思考するのだ。
 ロボット研究者をはじめロボット産業に携わっている多くの人たちも、このように考え、ロボット作りに取り組んでいるはずだ。

 それを実証するかのように、京都大学と情報通信研究機構、日本ビクター、スキューズ(京都市)などは、このほど人の身ぶり、手ぶりをまねる分身ロボットを開発したという。

 分身ロボットは人間の子供の上半身ぐらいの大きさだ。人工筋肉でできた5本の指と2本の腕、目の役割りを果たしている800万画素の高精細カメラなどで構成されている。

 特殊な手袋に位置センサーが組み込んであり、ロボットが手袋を装着し、ここから取り込んだ情報が高精細カメラがとらえた映像とともに、ロボットへ伝送される。

 この双方の情報によって、大画面テレビに映った映像と同じ身ぶり手ぶりが再現される。
 たとえばロボットは、大画面に映った遠くにいる人と同じ動きをし、物をつかむことなどができるという。

 これを応用して、将来は遠隔地で暮らす人の家事を手助けしたり、ネット通販の商品の手触りを確かめたりするのに使うこともできるようになるという。

 人は生まれて間もない頃から、母親などの身近に接する人たちを真似るところから言葉を覚えると言われている。

 日本人に育てられると日本語を中国人だと中国語、アメリカ人ならば英語といった具合になるのもそのためだ。
 ならばロボットが人間を真似ることで、自立的な発話の機能を持つことができないか、といった研究も進められている。

◆たとえば国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が開発した人間そっくりで、遠隔操作で動くヒト型ロボット「ジェミノイド」も、そうした物まねで発育していくロボットと言っていいだろう。

 ただ残念なことに、歩くことだけはできないそうだ。
 それを除くとほとんどは、人間と同じようなロボットと言ってもいいようだ。

 まずこのロボットは、人間らしいしぐさや対話ができる。
 これは赤外線カメラで人の口の動きをとらえて、瞬時にまねをするというものだ。

 マイクから入力した人の声をロボットへ送信すると、本人とそっくりの会話もできというから、広い意味で発育機能なのかもしれない。
 また口や目、手足など全身46カ所が動くというから、かなり人に近づいたロボットといえそうだ。

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July 13, 2006

ロボットと法律

◆きのう事務所に行くと大阪・北浜の花水木法律事務所と書かれた封書が机の上に置いてあった。知らない名前でした。何か悪いことでもしたかなぁ?思い当たる節もないし.....。

 封筒を開けてみると、出てきたのは「平成17年度ネットワークロボットフォーラム技術部会報告」と書かれた冊子でした。

Netrobo_2_1

 同事務所のK弁護士が書いた論文「ネットワークロボットの法的問題について~ネットワーク監視カメラ・防犯カメラの設置運用基準~」が掲載されているというものだ、というKさんの手紙が添えられていました。

 読むと、6月30日に東京の明治会館で行われたネットワークロボットフォーラムの定期大会での講演内容を報告書という形でまとめたというものでした。

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監視カメラが被害者の拉致現場を捉えた画像

◆大学では法律を勉強したことになっていますが、法律家が書いた文章を読むのは久しぶりのことです。

 Kさんはここで、目まぐるしく変動している情報社会にあって、一見プライバシーの侵害とも言われかねないネットワークロボット(ネットワークカメラ)の設置は、次の基準を満たすならば適法とされるべきだとまとめられています。

 その基準とは「正当な設置運用目的」「適正な設置運用手段」「記録データが適切に保管、利用、廃棄されること」「記録データの第三者提供が適正に行われること」の4点が挙げられていました。

◆法律家の立場からロボット産業を支援しているとKさん。大阪・ロボットラボラトリーの運営委員も努めていると言います。ロボット産業も技術ばかりではなく、法律面からも語られる時代になっているようです。


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June 27, 2006

鉄人28号が生まれた神戸で鉄人「特別展」

◆鉄人28号の誕生の地、神戸で鉄人28号の作者である横山光輝と神戸とのかかわりをテーマにした「神戸から生まれた永遠のヒーロー~鉄人28号特別展」(主催:KOBE鉄人PROJECT)が開かれています。7月2日まで。入場無料。

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 会場の新長田アートギャラリー(神戸市長田区腕塚町5-5-1アスタくにづか1番館2階)には、鉄人28号ロボット(ヴィストン製)や1963年テレビ放送されたアニメ「鉄人28号」の第1話の上映会が行われ、同時に当時漫画が掲載された「少年」(光文社)の別冊付録の表紙カラーコピー、鉄人のフィギアやブリキ人形など約150点が展示されています。

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 また「鉄人28号」の登場人物やロボットの紹介、横山光輝が兵庫県の広報誌「ニュー兵庫」(1989年)に寄せた神戸の思い出を綴った随想や上京するまでを自伝的に漫画にした「神戸時代」(「別冊少年ジャンプ」=1974年7月号)などがパネル展示されています。

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 横山による教師の似顔絵が描かれた1953年の須磨高校卒業アルバムや、彼の漫画が掲載されている須磨高校新聞部発行の文集「ふるさと」は実物が展示されています。

 同プロジェクト製作によるオリジナルTシャツやボールペンなどのグッズも販売されています。

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◆横山光輝を知るうえでも貴重な展示会となっています。またロボット鉄人を見るイベントとしても価値があり、鉄腕アトムとともに日本のロボット産業の起動役となった鉄人28号のすべてを知る絶好のものでしょう。

 展示されている資料は彼の作品などを管理している光プロや彼の友人、知人、出身校などから借りたものなどで、同プロジェクトが神戸・新長田で08年着工を目標にしている「横山光輝記念館」(仮称)完成時には、それらの多くが展示されることでしょう。

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鉄人28号のモニュメントの建設が予定されているJR新長田駅前

 この特別展は阪神淡路大震災で大きな被害を受けた新長田地区の再開発のシンボル作りの一環で、来年には民間からの寄付金などによる鉄人28号モニュメントをJR新長田駅前に設置する計画だし、横山光輝記念館の建設もその事業のひとつです。


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June 20, 2006

世界大会で3連覇した大阪のロボット

◆ドイツ・プレーメンで6月14日から18日まで開かれていた「ロボカップ2006ブレーメン世界大会」で、大阪の企業や大学による「ドリームチーム・Team OSAKA」のロボット「ヴィジオン トライズ」が、ヒューマノイドリーグにおけるPK・テクニカルチャレンジ・2対2で3度目の総合優勝を果たしました。

 現地時間18日18時に行われた表彰式では、ベストヒューマノイド賞「ルイ・ヴィトンカップ」も獲得しました。

 この大会は、ロボットによるサッカー競技を通じてロボット技術の向上を目指したもので、今年は世界35カ国から438チームが参加していました。
 ヒューマノイドリーグは、ロボットが2対2でフィールドいっぱいに走り回る激しいゲームです。トライズは軽くて強いカーボンファイバーで外装し、接触したり転倒しても衝撃を吸収できるようにして耐久力を強めて、相手を苦しめたようです。

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Team OSAKAのメンバーと優勝した「ヴィジオン トライズ」

◆今回優勝した「ヴィジオン トライズ」は自律型2足歩行ロボット。2004年に開発され世界大会で初優勝した「ヴィジオン」、その後継機で05年に2連覇を果たした「ヴィジオン ネクスタ」をパワーアップしたもの。
 強力なシュートキックなど同チームが開発してきた今までのロボットの能力をすべて上回るなど、より一段とヒトに近づいているようです。

 ところで「ヴィジオン トライズ」は、高さが49.5cm、重さは約2.7kg。ネクスタよりも400gも軽量化したほか、関節の数も従来の23から25にして、膝部分に2つ増やしています。

 ロボットのモーター部分(アクチュエーター)を制御するボードを新たに開発し、モーターとボードの間で情報を伝送する通信部分は双方向を可能にし、ネクスタの3倍も上回る情報量のやりとりができるようにしたといいます。またスピードなど運動性能も従来機種の1.5倍と向上させています。

 こうした改良によって、ロボットの安定性は向上し、キックにも力強さが増したといいますから、勝因のひとつになったのでしょう。

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May 22, 2006

動画で紹介 ロボットファクトリーの新店舗

◆大阪・日本橋のロボット専門店「ロボットファクトリー」(田中優司店長)です。
 5月3日に移転したばかりの新店舗で営業しています。
 今までの店舗は狭かったけれど、今度は競技大会や実演をするスペースも十分に取ってあるし、展示商品も増えています。

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 動画で店内をテスト撮影してみました。
 もちろんW41Hを使いました。

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◆今までは堺筋に面していましたが、今は少し東へ入ります。
 まだ小さな看板があるだけで、注意していないと見逃すかもしれません。
 実演コーナーは、目下、製作中で、完成はもうしばらく時間がかかりそうです。

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May 18, 2006

ヴィストン 大和社長 ロボット本を初出版

◆ヴィストン(大阪市此花区)と言えば鉄人28号やロボカップ2005で優勝したVisiON NEXTA(ヴィジオン ネクスタ)などのロボット開発で知られている会社です。

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入門キット「Robovie-i」

 つい先ごろは2足歩行ロボットを簡単に組み立て専用コントローラーで無線操縦も出来る入門キット「Robovie-i」(本体税込価格は2万9400円)を開発し、7月中旬から発売すると発表するなど、2足歩行ロボットを身近なものにしてくれています。

 そこの社長を努めるのは大和信夫氏。1963年、大阪生まれです。ロボカップではVisiON NEXTAを擁する「Team Osaka」の監督でもある。

◆名前がいい。「戦艦大和」を彷彿させる大和。いかにもロボット先進国日本を代表するかのような名前です。
 その彼がソフトバンク新書から初の書籍を出版しています。
 『ロボットと暮らす 家庭用ロボット最前線』(税込み735円)。

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 家庭用ロボットの進化が書かれています。そして将来、私たちがロボットと一緒に暮らす生活を想像し、「ロボットはユーザーにパソコンや携帯電話以上の利便性を感じさせるに違いない」と大和は書いています。

 5年後、10年後にリビングにロボットがやって来るとしたら-として、彼はこんなふうに予想しています。
 「人のコミュニケーションや行動を円滑にするコミュニケーションロボットやナビゲーションロボットであろう」

◆今、我々が家庭内で所有しているパソコンやPDAなど様々な情報端末は、将来、家庭用ロボットがそれら個々の端末の情報ターミナルとして、家庭内の情報管理を一手に引き受けてくれることになるでしょう。

 そうした発想の家庭内機器は開発されているが、その機能をロボットが担うことになるのです。
 大和氏は『ロボットと暮らす 家庭用ロボット最前線』の中で、そんな将来の暮らしまでも想像しています。

 読んでいて肩のこらないロボット入門書でしょう。

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April 26, 2006

きょうは手を抜いて ~ 宣伝なのだ

◆「デジタリアンの散歩道」を書く時間的なゆとりがなくなってきました。
 ランチはモモさんと「眠眠」で680円のA定食、食後のコーヒーは東梅田のフロントでした。
 コーヒーは、モモさんがプロントEdy会員カード購入してくれたから162円。感謝、感謝。

 という事で、きょうの本欄は明日朝までにブログ「デジタリアンの散歩道」 にアップしておきますから、ご覧ください。時間があればの話ですが。

◆と言いつつ、宣伝をひとつ。
 ブログ「ロボメディア 2006」のメルマガ版のメールニュース「ロボメディア」が、メルマガの配信サービスを行うBIGLOBEカプライトの情報メルマガ「BIGLOBE カプライト・ニュース 水曜号 ニュース&カルチャー」系メルマガ紹介」(4/26号)に、下記の通り紹介されました。

◆原文通り

.━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 今週の厳選マガジン 『ロボメディア』
―――――――――――――― http://cl.biglobe.ne.jp/t/e060426z1t01

≪アトムはもう夢じゃない≫

鉄腕アトムやガンダムなど、子供の頃に熱中したロボットたち。科学技術の発達により、もはや人間に近いロボットは夢ではなくなりつつあります。そんなロボットの最新情報を知りたい方に、このマガジンをご紹
介!

『ロボメディア』は、ロボットの最新ニュースはもちろんロボットに関する、いろいろな情報を毎週お届けしています。話題がいっぱいのコラム「デジタリアンの散歩道」も読み応え満点。これでロボットの「今」が分かります!

『ロボメディア』
       登録はこちら >> http://cl.biglobe.ne.jp/t/e060426z1t02

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April 25, 2006

ヒトの脳が動かすロボット

◆どうも気にかかることが一つでもあると、前に進めなくなってしまう。いつものことですが、きのう、それが突如として発生したのです。部屋の掃除もせずにいるのに、パソコンの大掃除をしたのが良くなかったのか、パソコンの様子がおかしいのです。少なくとも自分には、そのように見えたし、恐らくそれは正しかったと思う。

 出かける用事があったから、解決しないまでにパソコンを離れた。更新しようと思っていたブログも手付かずの状態になってしまった。そこでW-ZERO3の登場です。あらかじめ撮影しておいたパソコンの写真を添付して送信。

 投稿できたはずでした。W-ZERO3では確認しなかったから、そう思い込んでいたのです。

 しかし、戻ってパソコンでブログを見ると、何にも書かれていない。パソコンの具合が悪ければ、投稿まで変?

◆ところで、昨晩、見たかったのが午後10時からNHKで放送された「立花隆が探る サイボーグの衝撃」。期待通りに、面白い内容であったと思います。

 立花隆さんが脳科学とロボット技術の最前線を取材し、ヒトとサイボーグ、ロボットの融合の現状を紹介していました。ヒトの脳から発せられる電気信号が遠隔地のロボットを動かすといったことが、すでに現実のものになっていることを見せてくれました。

 しかし、それはヒトの心までも変えてしまわないか?
 立花さんは、そんな疑問を心理学者・河合隼雄さんに投げかけていました。

 また、脳を電脳化した者や身体の一部あるいは全部を機械化したヒトが存在する近未来世界を描いた映画「攻殻機動隊」の映画監督・押井守さんや、脳科学者でATR 脳情報研究所所長の川人光男さんとのインタビューでは、ヒトと未来社会について語り合うところなど、SF小説か映画を観ているような感じでもありました。

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きわめて高額な本『岩波講座 ロボット学4 ロボットインテリジェンス』

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浅田教授が研究する発話機能を持つ音声模倣ロボットのことも書かれている

 [写真]= 大阪大学大学院工学研究科教授の浅田稔さんと東京大学大学院情報理工学系研究科教授の國吉康夫共著の『岩波講座 ロボット学4 ロボットインテリジェンス』(岩波書店)という本です。

 ロボットの知能に関した考えを体系化した入門テキストです。まっ、ロボット学の教科書ですね。上梓までに約3年を費やしたと浅田さんは話していました。

 税込みで5040円という高価本であるのと、アホな自分には難しすぎる部分も多々あるものの、映画や小説、漫画の世界のロボットを理論付けするのには欠かせない書でしょうね。

 『ダ・ビンチ・コード』のように楽しみながら読む本じゃないけれど、ロボットについて知りたい、学びたいと思うヒトは一読の価値アリですなぁ!

◆話がそれましたが、放送が終わったのは午後11時30分。意志薄弱な編集長は、もうパソコンに向かう気力をなくしていたのです。
 ふたたびパソコンと対面したのは今朝。何とか正常に戻ったような気がするのですが、詳しくはわかりません。

 いつかパソコンと自分の頭を同期させてみようと思うのですが、そうすると賢くなるでしょうか。

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April 11, 2006

レオナルド・ダ・ヴィンチのロボット

◆ダン・ブラウンのミステリー小説『ダ・ヴィンチ・コード』が爆発的人気です。
 その影響を受けてレオナルド・ダ・ヴィンチにも光が当てられています。
 さて、ダ・ヴィンチ・コードには、このような件があります。

 「解剖学と運動学への興味の表れとしてダ・ヴィンチが1495年に設計したそのロボットの騎士は、正しい位置に関節と腱を備え、腰を曲げたり、手を振ったり、首をひねって頭を動かしたり、正確な形状の顎を上下したりすることができる」

 いろんなことに興味を示したダ・ヴィンチは、ロボットにまで関心を持ち、設計書を書いていたのです。
 しかし「完遂能力の低さ」からか、これは完成していません。

 |05年9月15日~11月13日、六本木ヒルズ森タワーの森アーツ
 |センターギャラリーで開催され「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に
 |出展されたビル・ゲイツ氏所蔵の「レスター手稿」。
 |ロボットを彷彿させる研究考察も記述されているといいます。

               ↑↑↑↑             
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 NHK教育放送の「新日曜美術館」でも、先日、ダ・ヴィンチを特集していましたが、そこでもやはり彼を多くのものに興味を持つが最後までやり遂げたものが少ないとか、優柔不断であるといった評価をしていました。

 彼のような天才でも多才でもないが、やり遂げない、優柔不断などという点は自分のことを言われているようで耳が痛く感じられたのでした。

◆フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にも、ダ・ヴィンチのロボットに関した記述を見ることが出来ます。
 そこにはこのように書かれています。

 「人体及び解剖学に関する成果は、最古のロボットの設計としてメモされていた。この設計はレオナルドのロボットと呼ばれ、1495年頃に書かれたと考えられているが、そのことがわかったのは1950年代になってからのことである。当時実際に作ろうとしたかどうかは記録がない」

 記録はないが現代のロボット技術者たちは、レオナルド・ダ・ヴィンチのロボットを目指そうとする。

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小型塗装ロボット「MRP-3000」

 三菱重工業は、2003年6月、小型塗装ロボット「MRP-3000」=写真(上) =を開発していますが、このロボットの愛称は何と「レオナルド」なのです。

 芸術、科学等多方面に才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチにあやかって名づけたといい、多才なロボットという意味を持たせたものでした。

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March 27, 2006

たこ焼きロボットが勝った 

◆きのうは日曜日。その日の朝、翌日の月曜日(きょうなのですが)に配信するメールニュースの準備をしていました。その時、ふと思い出したのが、きょうはロボカップジュニア2006関西ブロック大会の開催日だということ。

 スケジュール帳にも書き込んでいるのに、すっかり忘れて、ゆっくりと1日を過ごせるな、と思っていたのです。そんな想いも一瞬にして吹き飛んでしまいました。

 関西地区の決勝だから欠かすわけにはいかない。準備をして出かける。会場は大阪・南港のATC。大阪市が運営する施設で、赤字を解消するために当初のアジア地区とのトレードはセンターという目的を捨ててしまい、今はショッピングセンターになっています。

 おかげで人は増えたようですが、依然と空き室は多いようです。しかもショッピングセンターとして建てたものではないから、各フロアとも妙だ。

 自宅からは地下鉄で40分弱で行ける所です。海底トンネルを通って行くのですが、かつてはこのルートは運賃が高かった。しかも乗り換えがある。だから利用客も少なかったのです。時間がかかっても安い方を選ぶというのが、一般的な大阪人ですから。

 今は以前の半額近くになって利用しやすくなっています。

robookuda ◆会場に着くとロボカップジュニア関西大会の会場は、予想通りたくさんの子供たちであふれていました。人気のサッカーチャレンジの決勝(プライマリーの部)では、大阪の奥田舞、奥田尚樹姉弟によるM&Nチーム(写真)が、京都の東山Robo01チームの山根拓人、石川翔也、上品彰斗、西河瑞幾君たちと戦っていた。

 この試合は双方、2台のロボットで相手のゴールにボールを入れるというもの。ところがM&Nチームは、準決勝戦で故障してしまって電源が入らなくなってしまった。仕方なく、1台で東山Robo01チームと戦うことになったのです。

 残った1台は、たこ焼きをかたどったダイセン電子(大阪・日本橋)製のサッカーロボット。これが大活躍、なんと2台を相手に9対5で勝ってしまったのです。

 2人にとっては予想もしなかった優勝だったようですが、目標はと聞かれ、「世界ナンバー1を目指す」と元気よく応えていました。

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March 07, 2006

Eco-Be!エキビジション開催 6月のロボカップ・ブレーメン世界大会

◆6月にドイツ・ブレーメンで開かれるロボカップ・ブレーメン世界大会でシチズン時計が開発したモーターユニット内蔵ロボット「Eco-Be!」を用いたエキビジションが行われることになりました。

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超小型ロボット「Eco-Be!」

 Eco-Be!は、腕時計用の小型ステップモーターを応用したもので、モーターユニットや赤外線モジュール、小型チップLEDを搭載し、リチウム電池で動きます。赤外線通信によるリモートコントロールで前進、後進、右左折をします。大きさは、約20mm四方の高さが25mmという超小型ロボット。

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 Eco-Be!エキビジションは、3対3のEco-Be!どうしによってバーチャルかあるいはリアルなボールを使った、サッカーで相手チームと競い合うというものです。2007年のロボカップ世界大会からは正式競技として採用する方向のようです。

 ロボットは毎秒25mmで移動ができ、サッカーコート内を素早く動き回り、ボールを追いかけることが出来ます。

◆これはシチズン時計と大阪大学大学院工学研究科が、研究者育成用小型プラットフォームロボット開発の包括提携したことによって可能になったものです。ロボカップ・ブレーメン世界大会ではシチズンが冠スポンサーとなる「ロボカップ・シチズン・エコビーリーグ」として開催されます。

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関大阪市長(中央)と梅原社長(左)、浅田教授(右)

 6日、大阪市内で行われた記者会見の席上で、大阪大学大学院工学研究科教授でロボカップ国際委員会プレジデントの浅田稔氏は「Eco-Be!はロボット研究者の教育用のツールとしての可能性も探っていきたい」と話していました。

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大阪大学大学院工学研究科の浅田教授
 また「ディスクトップ感覚でロボットを開発していくことも可能になり、自宅やオフィスなど場所を選ばずに研究が進めやすくなります。子供たちも遊び感覚でロボット技術を身に付けることができるようになる」と、Eco-Be!の可能性の大きさを指摘していました。

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シチズン時計の梅原社長

◆大阪市の関淳一市長は「開設の準備を進めている梅田北ヤードへのシチズン時計の開発施設開設してもらえればありがたい」と、進出を促しましたが、シチズン時計の梅原誠社長は「ロボットの研究開発施設を大阪に開設する計画はない」としたものの、ロボット開発には”箱根の関所”は存在しないことを強調し、研究開発への協力体制を強めていくと話していました。

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February 11, 2006

家庭にユビキタス・ロボティクス 産総研

◆独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研、茨城県つくば市)が、顔認証セキュリティシステムや玄関ドア施錠システム、自動ドア開閉システム、照明制御システムなど複数のシステムを、無線で自動制御するシステムを開発しました。

 これはICタグや顔認証、コンピューターなど情報・通信機器などとロボット技術をミドルウェア技術で結合させたシステムを使って可能にしたものです。

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本を片づけてくれるロボット

 また400個のパッシブICタグを床下に埋め込み、移動ロボットの制御も実現。このロボットはパッシブICタグをつけた本を片付けることもでき、家庭だけではなく図書館などでの実用化されることも可能だといいます。

 家庭でセキュリティ機器や情報家電などのロボット的な要素機器をネットワーク化する場合、このRT技術を使うとでコストダウンにつながるといいます。
 この技術は新しいロボット空間を構築することができるといい、ロボットから人へのサービスや人からロボットへのサービスといった新たなスタイルが期待されています。

◆産総研はまた、高度な視覚機能や自分の位置を知る機能を持ち、人の命令に対応できる人間型ロボット「HRP―2プロメテ」を開発しているといいます。

 「冷蔵庫からジュースを取ってきて」といった命令を出すと、ロボットが歩き出して冷蔵庫の位置を確認。扉を開けて缶の形を認識してジュースを取り出し、命令をした人まで運ぶことができます。

 ロボットには、高精度カメラ4個を搭載しています。これで対象物を立体的にとらえ、赤外線レーザーのセンサーで部屋の地図を作って自分の位置を知るもできます。視覚システムに誤りが出たときには動作を修正できるそうです。また、雑音だけを取り除いて人の命令を聞くことができます。


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February 08, 2006

スペースロボットの北原さんとのインタビュー

◆遅くなってしまった。1月31日に「月面基地建設ロボットに携わる人材を育てる」を掲載して、「※明日は北原さんのインタビューをお届けします」と書いておきながら、もう1週間以上が過ぎてしまった。

 取材のお世話をしてくれたK君は怒っているかな? そんなことよりも早くインタビューを始めましょう。
 初めての方もいらっしゃるから、簡単に北原さんのプロフィールを紹介しておきましょう。

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北原さん

 北原達正さんは、京都大学総合人間学部の講師です。天文学やコンピューター関連の科目を担当しているそうです。2001年7月に「子どもの理科離れをなくす会」を発足させました。ここでは、ロボットを自分たちで作りコンテストに出場し、ロボットの基礎から応用までを勉強するほか、ノーベル賞に挑戦する科学実験中心のプログラムメニューを用意して、子どもたちに理科の面白さを教えています。

◆早くしないと時間がない◆

-- なぜ「子どもの理科離れをなくす会」を?
北原 短時間で成果だけを求める傾向を作ったゆとり教育の弊害でしょうか。子供たちは依頼心のかたまりになってしまっています。(えっ! 編集長も同じです) これは京大でも蔓延していますよ。自分で問題解決できないんですね。私が企業の採用担当者ならば、こんな人材は採用しませんね。(なるほど、だから編集長は会社人間になれないのだ!)

 今の小学6年生は10年後には22歳になっている。だから今、子どもたちに自ら学び、考える力を付けさす訓練をさせないと、世界で海外の人たちと競い合うことはできなくなります。既設の学校には科学部もないし、教えている先生も7、8割が文系の出身だといいます。だから私財を投げ打って、自分が理科の楽しさを教えることから始めようと設立したんです。

-- 北原私塾ですね。
北原 昔で言えば松下村塾かな(笑) 今の小学生や中学生がこの会で学んで将来、世界に通用する博士になってもらえるといいですね。まずは世界を見る目を育てて欲しいです。そうすれば日本は変わりますよ。

 イチローや松井などプロ野球の世界ではアメリカの大リーグへ行って活躍しています。サッカーでヒデや大黒なども頑張っていますよね。科学の世界でも日本人宇宙飛行士の野口聡一さんたちがいますが、今の日本の教育では後に続く人材がどれだけ出てくるかは心配です。

◆月面基地を建設できる人材を育てる◆

-- 長い目で見ているのですね。
北原 10年後には月面基地が建設されます。そのとき基地を建設する企業で活躍できるスキルを持つ人材を育てたいです。可能性を秘めた子供たちは少なくないですよ。
 去年のロボットの世界大会「ロボカップ大阪2005」では、ジュニアサッカーチャレンジの部で当会所属の中学生2人が優勝しました。ロボットの勉強を始めて1年で射止めた大金星でした。

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スペースロボットコンテストの決勝は2月12日

-- ロボットなら、スペースロボットコンテストを主催されてますね。
北原 今年で2回目です。1位にだけ賞品を出します。2位は準優勝ではなく、ベタと一緒なんです。そうしないと力はつかない。その代わり1位には立派なノートパソコンを用意しています。(予選会で北原さんが1位はノートパソコンをあげますと言ったとき、子供たちはオッーと声を上げていまなぁ)

 今年は京都大会、滋賀大会、大阪大会を勝ち抜いた32チームが、2月12日に大阪市のキッズプラザ大阪で開かれる決勝大会に出場します。

-- コンテスト以外にはロボット関連ではどんな活動をしていますか。
北原 ロボット製作に必要な「プログラミング」「エレクトロニクス」「ロボティクス」といった3部門のテクノロジーを身につけることが基本です。コンテストはそれの成果発表ですね。

 プログラミングは、ロボットの動作をプログラミングし論理思考と創意工夫の資質を伸ばします。エレクトロニクスは、ロボットに搭載するセンサーを作ることを目標に、本格的な電子工作を行っています。そしてロボティクスでは、ロボットの制御を身に付けます。

◆教育はボランティアじゃない◆

-- いつまでも私財の持ち出しという訳にはいきませんよね。
北原 教育はボランティアであるという人がいるんですよ。これじゃダメなんです。賛同してもらえる人がほしいですね。でもようやく企業の間でも当会に対する関心を示す動きも出てきました。今年はNPO法人化を目指しており、活動の輪を拡大していきたいです。

-- ありがとうございました。12日のコンテスト決勝大会には取材に伺います。

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January 31, 2006

月面基地建設ロボットに携わる人材を育てる

◆アメリカのブッシュ大統領は2015年頃には月面基地を建設するそうです。今から10年後です。その時に実際の建設作業をするのはロボットが望ましいと言われています。
 「その月面で活躍するロボットを作る技術者を育てたい」
 「子どもの理科離れをなくす会」を主宰する京都大学総合人間学部講師の北原達正さんは、このように話しています。

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将来のロボット技術者育成を目指すスペースロボットコンテスト

◆北原さんはまた、ホームページに次のように書いています。
 「月面基地を建設するのに必要な宇宙飛行士は1万人ほどです。その宇宙飛行士1人をサポートするのに必要な人員は2000人です。この割合で計算すると、地球から宇宙飛行士をサポートするだけでも2000万人が必要になる」

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スペースコンテスト大阪大会で挨拶する北原さん

 当然、その中には日本人も含まれるでしょう。今の小学生や中学生たちの年齢になります。「子どもの理科離れをなくす会」は、その時のための人材を今から育てようという”北原私塾”なのです。もうちょっと格好よく言えば、明日の日本を育てる人材を育てた松下村塾のようでもあります。

◆月面基地建設のための宇宙飛行士に代わって、危険が多い宇宙で実際に建設作業に従事するのはロボットになるだろうと考えられています。となると、ロボットのことを理解できる人材が必要です。
 ロボットを作ったり、修理したり、さらには命令を与えるなどです。将来はロボットが人間と共生できるような環境作りも求められるようになるでしょう。

 そのためには、まずは「電気工学」「制御」「プログラミング」といった3つの基礎技術が必要になると言われています。
 それを「スペースロボットコンテスト」という競技大会を通して、子どもたちに学んでもらおうというのが「子どもの理科離れをなくす会」の活動のひとつなんです。

◆「スペースロボットコンテスト」は、去年、第1回目が行われ、今年2月12日に第2回大会の決勝が大阪市内のキッズプラザ大阪で開かれます。
 前回はロボットによって物を運ぶのがテーマでした。しかし今回はもう少し難易度を高めて「月面で荷物の仕分けをするロボット」に取り組みます。

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月面での荷物の運搬と仕分けを想定

 色や形の違った積み木を、ロボットがセンサーで見分けて定められた場所へ運び、その正確さとスピードを競うというものです。

 それの大阪予選が1月29日に大阪市立科学館で開かれました。11チームが参加し、チーム「Shougo」が1位で、他の5チームとともに大阪予選を通過しました。

◆今年のコンテストの予選会には32チーム(1チーム2人)が参加しました。決勝大会に進出するのは大阪予選を勝ち抜いた6チームと京都大会、滋賀大会の勝者を合わせた16チームです。

 ところでこの「子どもの理科離れをなくす会」に年齢に関係なく参加できますが、コンテストに出場できるのは中学3年生以下の小中学生です。去年7月に大阪で開かれたロボカップ世界大会のジュニアサッカーチャレンジの部では、同会の会員が優勝したそうです。

※明日は北原さんのインタビューをお届けします。

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January 26, 2006

地雷処理ロボットまでも作っている

◆富士重工業は「地雷処理ロボット」までも作っていたのです。これも知らなかった。
 しかし青山さんは「あまり儲からないから」と話していました。これは恐らく国策事業なんでしょうね。同社の前身が太平洋戦争中に旧日本陸軍の戦闘機「隼」などを製造していた中島飛行機だけに、地雷処理なんて戦争に極めて近いイメージのロボットを作っているのも、何となくうなづけます。

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 とは言うものの、地雷処理ロボットには平和志向の「清掃ロボットシステム」で培ったノウハウが活用されています。同じく原子炉部品保管プールの掃除をする「放射性汚染除去水底クリーナーロボット」や、無人で容器を運搬する「連結式容器搬送ロボット」といったものもすでに活躍しているそうです。

◆これらは後日機会があれば、また触れることにして、そろそろきのうの続きに入りましょう。
 青山さんは「ロボット単体販売ではビジネスとしては成り立たない」と言い切り、ロボットはシステム販売徹するべきだと話しています。

 しかも企業側にロボットを導入するニーズはなく、「ニーズは作っていくべきだ」といいます。

 「ニーズよりも清掃するフィールドを確保すべきで、それさえできれば清掃ロボットのニーズは生まれる」

 青山さんの経験から生まれた言葉です。それはなぜかというと、「掃除をする面積さえあれば人間のコストに勝つことができる」からです。

◆システムの売り込みはビル設計の段階から始まるらしいです。実に長期戦の営業であります。
 それに気になるのが、このシステムは一体、どの程度の金額なのかということです。

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これからは人と協調する清掃ロボットが課題という青山さん

 青山さんはこのような計算をしてくれました。
 たとえば40階建ての新築ビルであればビジネス規模は、ロボットが3台として約1400万円。それにシステム費として約1000万円、エレベーターの改造費が1フロアあたり約30万円と計算すると大体3000万円ぐらいになるそうです。

 ロボット単体の比重は全体の3分の1程度ですね。また、ロボットのメンテナンスは、半年に1回で1台あたり12万円~15万円だといいます。メーカー保証期間は1年間です。

 モーター関係のギアの寿命は2000時間~3000時間と見ています。駆動モーターも2000時間が限度です。そうするとそれらの部品の交換などを考えると、そうしたメンテナンス費用が出てくるのだといいます。

◆青山さんが清掃ロボットシステムを開発するのに最も時間を要したのはモジュールの設計で、その個々のモジュール設計図を体系化することだったといいます。「ロボットそのものを開発する時間よりも、その体系化に時間を要した」と当時を振り返っています。

 その図面体系を編み出すのに役立ったのが『戦艦大和誕生』(講談社 ・前間孝則・著)という本だったそうです。この本の主人公である戦艦大和を設計した西島技術大佐は「ブロック工法」という造船工法を採用していますが、これがロボットのモジュール設計と体系化に役立ったというのです。

◆ところできのうすでに書いたように、この清掃ロボットは夜間に稼動します。しかしこれはセキュリティの問題で嫌がるビルもあるそうです。ですから昼間に清掃をするといった課題が生じてきます。

 となると清掃ロボットは人間と一緒に同じフロアを動き回ることになります。そこで問われるのは「安全性」だと青山さんは指摘しています。
 「人とロボットが協調した清掃システム」が大切なのです。

 人とぶつからずに清掃を完了するには、歩く人を認識する画像センサーの技術を採用していく必要があります。とりわけステレオ画像センサーが重要になるといいます。

 この技術について青山さんはまだ試行錯誤の段階だと言っていますが、「恐らく光センサーが有効だろう」と話していました。

富士重工業のロボットのお話はこれでおしまいです。

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January 25, 2006

     六本木ヒルズなど大型ビルで     活躍する富士重工業のロボット

◆富士重工業の清掃ロボットシステム「RFS1」は、晴海トリトンスクエアに7台、六本木ヒルズ3台、中部国際空港(国際線側)4台などが導入され、連日、稼動しています。
 平成12年に導入した晴海トリトンスクエアでは、担当者1人で7台のロボットを扱っているそうです。ロボットは各階を自走して清掃しています。信号でエレベーターを呼び出し、指定されたフロアまで行き、掃除を繰り返します。

 これは、エレベーター内にあらかじめ駆動装置が入った管制盤を設置されており、それをロボットが発するPHS/SS無線で操作します。これで人間が行き先階のボタンを押すのと同様の操作ができ、目的の階まで行けるという仕組みになっています。

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RFS1の動作順

 低層、高層とエレベーターが切り替わるビルでも、ロボットはちゃんと乗り換えてフロアを移動していきます。目的階に到着するとロボットは到着信号を発して、掃除を始めます。

◆同ビルでロボットによる掃除が始まるのは午後11時からです。担当者が7台のロボットのスタートボタンを押します。操作盤は作業者から嫌われるディスプレーを廃して、すべてアナログ式にしてあるそうです。すべての掃除が終了するのは午前3時頃になります。自動で格納庫へ戻り、充電が始まり、ロボットの就寝時間がやってくるです。

 晴海トリトンスクエアのビルは一辺が約50mありますが、建物内の廊下は1本が長さ約40m、幅は約1.7mあります。RFS1は人間の髪の毛や皮膚など微細なゴミを取るのを目的としていますから、そうしたゴミがいかないという壁から150~200mmをあけて走行します。
 壁際の清掃は週に1回、T字型の充電式掃除機で人間が行い、ロボットの用途はかなり限定させているのが特徴です。

 さらに大きな紙くずなどは、人が見つけた時やトイレ掃除などの際に取り除くようにしているそうです。
 また曜日によってロボットの走行コースを変え、廊下に轍ができるのを防いでいます。

◆ロボットの走行は前部に搭載されたジャイロ(方向検知センサー)で方向を検出して、車輪から距離データをもらって走ります。床面の一部には誘導のための磁気テープが敷設してあります。これはすべてをロボット任せにするとコストが高くなるのを避けるためだといいます。

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単機能で使い勝手の良さに限定したと話す青山さん

 ロボットには組み込み用のボードコンピューターが内蔵されており、廊下の縦と横の長さを入力すると自動的に走行プログラムが出来上がる仕組みになっています。開発を担当した青山元プロジェクトゼネラルマネージャーは「基本的な考え方は巡航ミサイルに近いですね」と話していました。

 青山さんは「まっすぐ走る技術と清掃能力を高めると清掃ロボットを作るのはさほど難しくない」といいます。実際、RFS1の開発段階では、研究所において開発された技術は高度な人工知能にまで及びましたが、それは採用されずに実際に採用されているものはもっと簡単な20件程度の技術だったそうです。

 これは単機能で使い勝手のよいロボットを作ることに的を絞り、用途も限定した結果だといいます。

またまた明日に続きます

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January 24, 2006

スバル360の富士重工業が清掃ロボット事業

◆富士重工業と言えば軽自動車スバル360を連想する。昭和38年は「さんぱち豪雪」の名前でも知られるように豪雪の年でした。その年だったか、翌年だったか叔父夫婦が買って間もないスバル360に乗って、路線バスの丹海バスも1日に2往復しかない丹後半島の山の中にやって来たのです。

 以来、スバル360を作った富士重工業は「スバルのメーカー」と、頭の中に焼き付いたままです。そのスバル360は昭和33年に発売されていたのですが、当時、その村にはトラックが1台あっただけと記憶しているぐらいで、まだ自動車は珍しかったのです。

◆初めて間近に見る乗用車でしたが、今となっては車名のほかはあまり記憶がないのです。しかしその富士重工業がロボットを事業を手がけているとは、つい最近まで知らなかったのです。
 去年、愛知県で開催された「愛・地球博」の会場で、富士重工業の清掃ロボットをご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、それ以外はあまり知られてはいないでしょう。

富士重工業のロボット事業は、栃木県宇都宮市にある「クリーン事業」部門が担当しています。「エレベータ連動清掃ロボットシステム」や「ゴミ計量・管理システム」「オゾン脱臭・洗浄装置」などを製造しているそうです。
 これも知られていないのですが、実は同社のロボット事業は8期連続の黒字で、1人当たりの売上げ、営業利益ともに社内でトップという立派な業績を上げているそうです。

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青山元プロジェクトゼネラルマネージャー

 先日、大阪市北区の「ロボットラボラトリー」で行われたトークセッション「富士重工の考えるロボットビジネス」では、同社で清掃ロボットの開発を担当している青山元プロジェクトゼネラルマネージャーが、ロボット事業について話してくれました。

 まず同社のロボットの開発コンセプトは「サービス分野で標準化できる丈夫で故障の少ない、しかも安価なロボット」に限っているそうです。「家庭用ロボットは私がいる限り、絶対にやりません」と言い切っていました。

◆東京・晴海の「トリトンスクエア」には、エレベータ連動清掃ロボットシステムが導入されており、今年4月で導入6年目になるといいます。

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エレベータ連動清掃ロボット

 このロボットは「清掃時間や場所を設定すると無人清掃ロボットが格納場所から自動発進し、自車位置を確認しながら自動で床を清掃します。エレベータに設置する光伝送装置と通信しながら、ドアの開閉を指示して各階を移動します。清掃を済ませると元の格納場所まで戻る」というものです。

 気にかかるのが清掃能力ですが、青山さんによると「1分間に30mのスピードだったら人間によるアップライトの掃除機での掃除と同レベルの清掃能力を持っている」といいます。

明日に続く

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January 20, 2006

ロボットが出迎えてくれるマンション

◆マンションのロビーに入ると「いらっしゃい」と声をかけてくれるロボット。松下電工が開発した「ホスピー」です。障害物を避けながら決められた場所まで誘導してくれます。
 これは1月21日から大阪・南堀江のマンションのモデルルームで行われる「ロボットのある新生活」を提案する実証実験です。

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目的地まで誘導してくれる「ホスピー」

 このハウスロボットたちによる実験を行うのは日本パナユーズ(大阪市港区)とパーソナルテクノロジー(兵庫県宝塚市)、五大テック(大阪市中央区)の3社。2年後をメドに人間とロボットが共生する住まいを目指しているといいます。

 実験にはホスピーなど4つのロボットが登場して、実用化へ向けてのさまざまな検証が行われます。
 たとえばこのような実験が行われます。ホスピーはモデルルームの建物の玄関でお客を出迎えると、1階の建物内を約6m、お客を案内してくれます。子供たちにはお菓子も配ってくれるそうです。

 テムザック(北九州市)の「ロボリア」は、携帯電話「FOMA」で遠隔操作ができ、ロボリアが撮影した室内の動画像を携帯電話へ送信できることを見せてくれます。実用化の段階では、室内の様子や不審者の侵入を監視できるはずです。

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FOMAで室内の動画像をチェックできる

 またビジネスデザイン研究所(名古屋市)の「イフボット」は、マンション各部屋の玄関に置かれる予定で、訪問者に話しかけて和ませる役割を果たします。実験中には、「階段に気をつけて」とか、「靴とスリッパを履き替えてください」などと、お客に実際に話しかけます。
 最後には「きれいなおうちっていいね。ぼくもこんなマンションに住みたいな」と、ちゃっかりマンションのPRもします。

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人とコミュニケーションできる「イフボット」

 もうひとつ、レイトロン(大阪市北区)の「ションロボット」は、音声で照明のオンオフができます。人が話しかけると答えてくれるので、イフボットと同様コミュニケーションに一役買います。

◆実証実験のプロジェクトチームのメンバーたちは「2年後にはこうしたロボットを実際にマンションに導入して、人のパートナーやサポート役として活躍させたいと」と、話しています。

 実用化の段階ではホスピーは、昼はマンション共有部分での住人や訪問者のコンシェルジェとして、夜はまたマンションの巡回警備などセキュリティ役として活躍することでしょう。
 遠隔監視できるロボリアとともに、警備会社のモニターと連動してリアルタイムな画像監視の実現を目指しています。

 また住人が長期にわたって不在にする場合には、ロボリアやイフボット、ションロボットを貸し出して、留守宅の無線監視を実施することも考えられています。

◆実験は2月21日まで。毎週水曜日を除く午前11時から午後7時の時間帯に行われます。土曜日と日曜日にはロボットの説明とデモンストレーションが見られるそうです。

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December 31, 2005

大掃除はロボットに任せたい

◆2005年最後の日、去年は午前中に雪が降ったが、今年は晴れ時々曇り。
 正月早々に「フジサンケイビジネスアイ」に掲載されるロボットの連載記事の写真撮影への同行を終えたが、仕事をまだひとつ残しています。原稿をあとひとつ書き上げなければ、今年は終わりません。しかし、どうも身体は仕事モードを離れているようです。

 新聞社のカメラマンKさんに撮影してもらったのは掃除ロボット。
 待望の家電製品ですが、今の掃除ロボットはまだまだ玩具に毛がはえた程度のもの。実用には程遠い。
 片付け機能を持たなければいけないし、ホコリやゴミの吸い取りももっと高機能化が求められます。

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「ルンバ(Roomba)」

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犬のマルちゃん

 写真のルンバ(Roomba)」はアメリカのアイ・ロボット社の製品。
 このルンバのように家庭で私たちの生活に密着したロボットと言えば、全自動洗濯乾燥機や食器洗い乾燥器などの専業ロボットがあります。

 しかし将来期待されているのは、もっと人間に近い知能を持ったものです。もしかするとズボラをして掃除をしないでいると「早く掃除をしなさい」と怒り出すかもしれません。

 ついでながら犬のマルちゃんはロボットじゃありません。本物の犬です。ひと足早い出番でした。

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November 28, 2005

最強ロボは中川電機の「シンブ(振武)」 

◆2足歩行ロボットどうしが力を競い合う「ロボファイト大阪2」が、11月27日、大阪・日本橋の電気街「でんでんタウン」にあるインデペンデントシアター2ndで行われ、中川電機チームの「シンブ(振武)」が、ユニバーサル・ファンの「カーディアン」を破って優勝しました。

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頂上決戦で勝った「シンブ(振武)」

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どれも手に汗握る好試合ばかり

◆50人のホビーロボットユーザーが参加し、中・小型ロボットによる「スタンダードレギュレーションクラス(SRG)」と、大型ロボットが参加する「オーバーレギュレーションクラス(ORG)」が行われ、SRGとORGのチャンピオンが戦う頂上決戦で最強ロボットを選ばれました。

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準優勝の「カーディアン」

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迫力満点の頂上決戦 1

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迫力満点の頂上決戦 2

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迫力満点の頂上決戦 3

◆また全ての参加ロボットによるバトル決戦「バトルカオス」も行われたほか、2足歩行ロボットによるロボット漫才や巫女型ロボットによる安全祈願など、ユニークな催しも見られました。

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これは圧巻、50台の2足歩行ロボットのバトル

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会場は熱心なロボットファンでいっぱい

◆主催者のエルエルパレスのホビーロボット事業部責任者の岩気裕司さんは「関西では2回目だがロボット人口は増えているようだ。レベルも上がっており、これからかせ楽しみ」と話していました。


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November 24, 2005

2足歩行ロボットになった「ロボぴちょんくん」

 ダイキン工業の2005年度空気清浄機「電撃パンチ!」の新しいイメージキャラクター「ロボぴちょんくん」の2足歩行ロボットが完成しました。製作したのはロボカップ2005世界大会で優勝した「VisiON NEXTA」や鉄人28号などを開発したヴィストン(大阪市此花区)です。

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音楽に合わせて踊るロボぴちょんくん

 従来からのキャラクターびちょんくんがロボぴちょんくんに乗り込んで、ダニやカビ、花粉などを電撃パンチでやっつけるという設定。実際には、空気清浄機と同じ臭いセンサが内蔵されており、臭いをかぎつけるとパンチを繰り出す仕組み。

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ぴちょんくんがロボットに乗り込んでパンチを繰り出す

 体長は70cm、体重は4kg。頭だけで約2kgもあり、これを支えるために首に3軸、両足に12軸を用いています。全体では21軸もあります。外装部分はアルミとABS樹脂を用いています。

 今回製作されたのは3体。製作費は1体あたり350万円。来年2月からは全国の幼稚園や小学校を訪問して、ロボぴちょんくんのデモンストレーションとロボット工作教室を開催するキャラバンを実施します。併せて家電量販店の売り場でも電撃パンチを見せてくれる予定です。

 ロボぴちょんくんのキャラバン訪問先は、インターネットによる応募者の中から抽選で選ばれます。
応募は http://www.daikinaircon.com まで。

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November 03, 2005

ロボットが入院患者を見守る

◆ロボットが入院患者を見守り、リハビリの支援までしてくれる時代がやってきました。大阪市の次世代ロボット産業創出拠点「ロボットラボラトリー」(大阪市北区)が支援する実証実験プロジェクトとして入院患者の見守りを支援するロボットの実証実験を11月4日から、医療法人穂翔会村田病院(大阪市生野区)で始めます。

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「外出してはいけませんよ」と患者に語りかけるロボット

 このプロジェクトは、ロボットラボラトリーの次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」のメンバーで産業ロボットのアプリケーションシステムなどを手がける東洋理機工業(大阪市西淀川区)と北陽電機(大阪市北区)、パーソナルテクノロジー(兵庫県宝塚市)の3社が、コミュニケーションロボットを使って患者との会話によるコミュニケーションを生かしたロボットシステムの実用化を勧めているものです。

◆実験の受け入れ先となった村田病院は脳神経外科と循環器内科の急性期治療で知られ、主に脳卒中の治療中の患者が常時70人程度入院しているといいます。今回はこうした入院患者が夜間に無断で外出するのを見守りロボットによって防ぐ効果を検証しようというものです。

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見守りロボットの実証実験を行う村田病院

 外出しようとする患者がいると病院の出入り口に配置したセンサが検出して、ロボットが「外出しないで下さい」などと言葉で注意を促します。同時にナースセンターにはネットワークカメラで撮影(15秒/回)した映像とともに、患者が外出しようとしている情報が送信され、パソコンで確認できます。これによって外出を未然に防ごうというものです。

◆患者の検出には北陽電機が開発した近赤外レーザー方式の測域センサが用いられており、最大240度角の4mまでのエリア内を測位できるそうです。
 ロボットが言葉で注意するため、病院側では監視カメラなどと違って患者に精神的な負担をかけることが少ないだろうとみています。

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ネットワークカメラが患者の姿をとらえます

 見守り役のロボットはビジネスデザイン研究所(名古屋市)が開発した「ifbot」が使われ、事務室に置かれたパソコンでコントロールされます。ロボットが発する言葉はパソコンで自由に作成できますが、実験では1回に3つの言葉を発話し、計4パターンが用意されています。
 監視は午後8時から午前7時30分まで行われ、日中はロボットは「こんにちは」などと来院者と通常の会話をします。

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パソコンで監視のほか、ロボットの発語作成もできます

◆この実験は約1ヶ月の予定ですが、来年からはifbotの発話によるコミュニケーション機能を生かして、回復期にある患者のリハビリテーションの支援の可能性も探ることになっています。
 見守り支援同様にパソコンでロボットの発話内容を作成し、ロボットとの通信には無線LANが用いられます。ロボットとリハビリ患者との会話が「精神的な癒しを与え、回復には効果的」と見られています。

 ロボットによる患者の見守りやリハビリ支援は国内外でも事例がないと言われており、実用化されれば世界初のロボットシステムになるものと期待されています。

 村田病院の村田高穂院長は「ロボットの高度な会話機能に着目しました。これが患者とのスムーズなコミュニケーションにつながるものと思います」と話していました。

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September 30, 2005

ロボット産業、2010年の市場規模は1.8兆円

◆市場拡大へのアクションプラン

 近畿経済産業局が、日本のロボット産業は、2003年の約5000億円から、2010年には3.6倍の約1.8兆円の市場規模に成長し、2025年になると約6.2兆円に拡大するといった予測を立てています。

 この市場の拡大・成長の実現には「次世代ロボットの開発・普及に向けたアクションプラン」が必要としています。

 その具体策として2007年をメドにコミュニケーションロボットや掃除ロボットの実用化を進め、2010年頃を目指して介護ロボットの実用化、そして2015年を目標に汎用型ヒューマノイドロボットの実用化にこぎつけるとしています。

 そうしたモデル事業の環境整備とともに、同局は「知能技術や駆動系、センサ系、制御系、材料系などの重要要素技術の開発課題を解決し、基盤技術の標準化をはかる」計画です。

 たとえばロボット用の共通ソフトウェアの開発、各パーツのインターフェイスの部品の共通化といったテーマへのチャレンジであります。

◆人間社会と共生する

 2010年を目標に開発に取り組む次世代ロボットは、特定の人間に接触して動作するロボットであり、アクションプランではそれの実現に向けた実用化プロジェクトを構築する予定です。

 そこで開発するロボットの一例は、リハビリ支援ロボット、自立動作支援ロボット、介護動作支援ロボットなどとなっています。

 これら次世代ロボットが発展していくには「人間の環境でどこまで使用できるか」であり、その人間との共生のためには「ロボットの安全性を確保する手法の確立」などが欠かせないものとなるようです。

 そのためには耐久性や信頼性、安定制御、走行技術などの技術課題を解決していかなければならない、と指摘されています。

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September 29, 2005

3歳児の知能を持つロボット

◆多くのロボット研究家の夢は人間と共生し、人に限りなく似通った人工物=ロボットを作ることでしょう。その原点は漫画家手塚治虫の鉄腕アトムに行き着くとしばしば言われます。大阪大学大学院工学研究科知能機能創成工学専攻の浅田稔教授も、そうした1人。

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浅田稔教授

◆彼が今、”密か”に企んでいる”のは、5年後に人と手をつないで縄跳びをしたり、片言の言葉を喋ったり、理解する、人間で言えば3歳児程度の知能を持ったロボットを作ることです。

 人間が他の動物と違う大きな要素は、2足歩行をし、両手で道具を使い、言葉をしゃべることです。人間と同じ知能を持たせ、行動させるには、その要素をロボットに身に付けさせる必要があります。

◆すでに空気圧で伸縮させて筋肉のように動かすアクチュエーターを使って、約20歩を歩かせています。従来の2足歩行ロボットは電動モーターで始終、制御しているため「人間で言えば足に力を入れて、崖っぷちを慎重に歩いているようなもの」だったから、エネルギー効率は悪く、すぐにバッテリーがあがっていました。
 「2足歩行がどのようにして言語に結びつくかを解明すれば、言語獲得の謎を解明することができるかもしれない」

◆人間のあかちゃんはお母さんを真似て言葉を覚える。これをロボットに応用する取組みも進められているという。ロボットが適当に出す音を、人間が「ア」と返す。それを繰り返して「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」という概念がなかったロボットに、概念ができあがるのです。人は体験を通じて理解を重ねます。ロボットも同じだというわけです。

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June 09, 2005

プルートウvsアイ・ロボット

◆またまたロボットの話題です。ここしばらくはロボットねたが多くなるかもしれませんのでお許しください。

 さて先日、Kさんに紹介いただいたNさん、Iさんと居酒屋で仕事の打合せをした時も話題はロボットに。もっともこちらがロボットのホームページを作って欲しい、と協力を求めたものだから、話題がロボットに行くのも仕方がない話なのですが。

 その中でIさんが「ロボットのサイトを立ち上げるならば映画のアイ・ロボットを見ておかないと話しにならないなぁ」と一言。
 確かずっと以前、そんな映画が封切られたり、ビデオレンタル店でレンタル開始といったポスターを掲げているのを見たような気がするのですが、いまだかつてその映画は見ていないのです。

◆そこまで言われたら黙っていられません。
 その夜遅くレンタル店へ駆け込んで探すと、さすがIさんが推薦するだけあってDVDがたくさん並んでいます。その中から1本を取り出してカウンターのお兄ちゃんに渡す。

 しまった。会員じゃなかったのだ。もう長くビデオレンタル店へは足を運んだことがなかったので、会員カードも持っていないのです。入会費は無料なので入会手続きを済ませると、お兄ちゃんは早口で何を言っているのかわからない説明をしてくれます。

 早速、持ち帰って再生しますが時間が時間だけに、眠たい。レンタル期間は1週間と長めにしたので、本編が始まる前のところでストップして、後日に回したのです。これが命取り。気がつくときょうが返却日なのです。

 大変です。慌てて今朝早くから見て、なんとか返却できたのですが、これはどうも例の漫画「プルートウ」のほうがおもしろい。

◆進化したロボットが人間と共生する社会を描いているのは、どちらの作品も同じですが、ストーリーの醍醐味ははるかに「プルートウ」が上です。これが手塚治虫の鉄腕アトム「地上最大のロボット」のリメーク版であるからではないでしょう。

 「アイ・ロボット」は、ほとんどをCGに頼らざるを得なかったという点を差し引いても、もう少し人間とロボットの心理描写を描いて欲しかった。「プルートウ」にはそれがあるのです。編集長の勝手な判定では「プルートウ」に軍配を上げたいですね。


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June 08, 2005

「VisiON NEXTA(ヴィジオンネクスタ)」登場

◆ロボットによるサッカー競技大会「ロボカップ2005大阪 世界大会」の開催までにほぼ1ヶ月と迫っていますが、8日、大阪市市役所では、これに出場する「ドリームチーム・Team OSAKA」の新型ロボット「VisiON NEXTA(ヴィジオンネクスタ)」のお披露目がありました。
 去年、リスボン大会で優勝した「VisiON (ヴィジオン)」よりもパワーアップしており、バランスを取るためのジャイロセンサーを搭載するとともに、無線LAN機能や発話機能も搭載したそうです。またCPUの演算能力は従来機よりも8倍、カメラ認識力は4倍、駆動部のモーターは2倍になっている。さらにバッテリーは20-30分から40-60分へと持続力を向上させています。パソコンを搭載したようなものなんですね。

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「VisiON NEXTA(ヴィジオンネクスタ)」とドリームチーム・Team OSAKAのメンバー。左は関大阪市市長。

◆これのお披露目にはマスコミ各社がやって来ました。テレビカメラもいっぱい並んで、いかにロボットへの関心が高いかを見せ付けていたようです。
 「ドリームチーム・Team OSAKA」の一員でもある大阪大学石黒研究室の石黒浩教授は席上、「今のロボットはパソコンの普及期に似ている。今後、(パソコンのウィンドウズのように)世の中を変えるほどの、使えるものを誰かが開発してくれるはずだ」と話していましたが、数年先にはパソコンのように誰もが簡単に作って扱えるものになるのでしょう。

 ところでマスコミの間ではロボット熱が高まっています。大阪ではロボカップがあります。名古屋では愛・地球博が開催中で、たくさんのロボットが会場内で動いています。ロボットが注目されけるには実にいい環境だと思います。
 しかしこれらのイベントが終わった後、果たしてこのロボット熱は今と同じように、あるいはそれ以上に高まって行くのでしょうか。

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PK戦のデモ。ゴールキーパーが「VisiON NEXTA(ヴィジオンネクスタ)」

◆これについて日本橋電気街のロボット専門店「ロボットファクトリー」のOさんは、次のように話してくれました。
 「確かに熱気は衰えるかもしれませんが、私たち流通が草の根運動のように、ユーザーを啓蒙していかなければいけないでしょうね」
 もちろん大学や企業などの間での研究は今後、日増しに進歩していくことでしょう。そうしたロボットが今以上に進化し、人に近づいていく様子を根気良く伝えていくことが、編集長の使命だと感じています。

◆さて、きのうのブログとメールニュースにロボットの絵本について書いたところ、読者の方からメールを頂きました。
 Oさんからは「『ロボット・カミイ』、懐かしいですね。同じ作者の『くいしんぼうのロボット』と共に大好きでした。どちらもわが子にもぜひ読ませたい本です。お薦めです」といった容でした。

 Kさんからは「ぺったんロボット」についてで、「ストーリー、全部書かないで欲しかったなぁ…」といったメール。
 あっ! ごめんなさい。気が付きませんでした。

 みなさん、ロボットの絵本にも関心が高いのですね。そう言えばロボットは子供の憧れですものね。


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June 07, 2005

頑張れ ! ぺったんロボット

◆絵本「ぺったんロボット」(新風舎)を買った。紀伊国屋書店梅田店には書棚にちゃんと並んでいました。
 壊れて捨てられたロボットが「月を食べるとピカピカになって戻れる」と聞いて、月に届けとせっせとゴミ捨て場のゴミを積み上げていきます。

 でも届くはずはありません。せっかく積んだゴミの山も壊れてロボットは湖に落ちてぺったんこ。
 湖に映った月をすくってついに食べることが出来ました。
 しかしぺったんこになったロボットは、プス~ンと動かなくなってしまいました。

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◆でも悲しいことばかり続きません。
 それを見つけた子供がいたのです。
 「壊れているけれどぼくの車の運転手に使える」と、家にあるおもちゃ箱の車の運転手にしたのでした。

 めでたしめでたし。ぺったんロボットはピカピカになることは出来ませんでしたが、ついに戻ることが出来のです。
 ロボットの一念岩をも通す-じゃなかったか、なんでも頑張らなくてはね。

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「ぺったんロボット」を探して

◆「読売ファミリー」のプレゼントコーナーにロボットの文字があるのを見つけました。何だろうと思って読んでいくと、絵本をプレゼントしてくれるという内容でした。新風舎という出版社が発行している「ぺったんロボット」(1575円)という絵本を30人にプレゼントするとといものでした。

 その絵本は、捨てられたロボットが「月を食べるとピカピカになって帰れる」といううわさを聞き、月を食べようと挑戦する話だといいます。はがきを出せば当たるかもしれないのですが、本屋さんへ行ったほうが早いと考え、今朝、まずは旭屋書店本店の7階を覗いてみました。

 7階にはいろんな絵本が並んでいました。一通り探してみたものの「ぺったんロボット」は見つかりません。代わりに目に入ったのは「ロボット・カミイ」(福音館書店、1260円)という絵本です。売り場の女性に「新風舎のぺったんロボットという本はありませんか」と聞くと、「あいにく当店では取り扱いをしていません」と即座に返ってきました。

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 新風舎の書籍の扱いはないのか、ぺったん-だけがないのか、そこまでは聞かずに、「ロボット・カミイ」を買って帰ることにしました。昨晩も同じ書店で、ある本を探しに行って、結局はまったく違う本を買って帰ったのでした。

 今流行のインターネットですと目的の本だけを探し、もしなければ他のネット書店を探すということになり、あくまでも目的の本を追い求めるでしょう。ところがリアルな書店では様子が違うことに気がついたのです。
 もちろんなければ見つけるまで探しますが、目的の本があっても内容を見て買うのを止める場合もあります。昨晩がそうだったのです。これがインターネットと違って書店歩きのおもしろいところでしょう。

◆さて、「ロボット・カミイ」を買ったものの、やはり「ぺったんロボット」が気にかかります。新風舎に電話を掛けてみました。
 「旭屋書店本店になかったのですが、紀伊国屋書店梅田店にありますか。あるいはおたくに在庫はありますか」
 少々お待ちください、と電話を置いた若い男性は、待つ間もなく「今、コンピューターのネットワークが落ちていましてわかりませんので、後ほど連絡をいれさせていただきます」と恐縮そうに言って、電話を切ったのです。

 しばらくすると「紀伊国屋書店梅田店には出荷していますが、売り場で確認してください」ということ。
 紀伊国屋書店にはきのうも行ったけれど、もう一度行ってみることにしようと思い「ありがとうございました」と礼を言って受話器を置きました。

◆ロボット、ロボットばかりの今日この頃。きのうは大阪府吹田市にある大阪大学大学院工学研究科に浅田稔教授を訪ねました。この人はロボカップ開催の提唱者で、ロボカップ国際委員会のプレジデントという偉い方です。

 この日はKさんと2人で7月に行われる「ロボカップ2005大阪 世界大会」の楽しみ方について取材をさせてもらったのです。大阪市内と違って緑いっぱい中にあるキャンパスの一角に研究室はありました。
 ロボカップは世界中からロボットチームが集まってきて、サッカーやレスキュー、ダンスといった競技別に技術を競うものです。中でも注目されているのは2足歩行ロボットによるサッカーだといいます。

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浅田教授

 日本の慶応大学、金沢工大チームが強豪で、ドイツの「シュツトガルト」チームなども手強い存在だとか。どう勝つか、ゲームを楽しむための見方はなど、楽しいお話をいっぱい聞かせていただきました。

◆記事は後日にして今晩は「わか葉」へ行って、ロボットとは違う人間とお話をしてみましょう。

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May 27, 2005

ロボットクラブを訪ねて

◆昨日、奈良市内にある奈良育英学園を訪ねました。「情報技術部」というクラブのメンバーたちが、先日、大阪・日本橋の電気街で開かれた2足歩行ロボットによる格闘技大会で見事、第2位になったため、その活動振りを取材しに行ったというわけです。

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奈良育英学園

◆中学生と高校生が一緒になった部活は、小中高の一貫教育を施す私立の学校ならではの良さ。中学1年生と言えばまだ子供、それを高校3年生のお兄さんが指導するというのです。

 中学、高校で2足歩行ロボットに取り組んでいるケースはまれだとか。部長のO君は深夜まで先生と一緒にプログラミングに取組み、必殺技「前転蹴り」を編み出したとか。

 この技でロボット3体を倒したものの、決勝では惜しくも逆に倒されてしまいました。「お起き上がることもできなかった」など、もうへとへとだったといいます。バッテリーも消耗しきっていたとか。

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情報技術部のロボットメンバー

 次回、8月に関東で開催される大会目指して体力増強中だとか。

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May 19, 2005

ロボットならば疲れないだろうに

◆疲れましたね。原稿も書く気もしません。歳のせいでしょうか。朝から取材で事務所に戻って来たのは午後4時を過ぎていました。メールを送ったり、電話連絡したりして時間は過ぎるけれども、エディターソフトは一向に起動する気配もありません。この調子じゃ、取材日と原稿を書く日は分けなければいけないかもしれません。

◆昨晩、漫画「プルートウ」(小学館、浦沢直樹×手塚治虫)を旭屋書店で買う。Tさんから話題の漫画であることを聞かされて、早速飛びついた次第です。手塚治虫の「鉄腕アトム・地上最大のロボット」をモチーフにした作品。新刊の第3集を手に入れたけれども、既刊は手に入らず。どこかでさがさなくては、と思っています。

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 午後からは八尾市内にある精密板金会社をKさんと取材。JR八尾駅での待ち合せ時間は午後1時です。少し早めに事務所を出たこともあって「宇奈とと」で500円の鰻丼を食べる。地下鉄でJR天王寺駅へ出ようと思って、地下鉄淀屋橋駅へ歩いて向かう。それでもまだ時間は早いので、地下にある書店「ブックファースト」に立ち寄る。

 何も買うつもりもなく、見てるだけを決め込むつもりでしたが、「昭和ロボット漫画館」(アドプレス、遠藤汐)が目に入ってきました。昭和初期からの漫画雑誌に登場したロボットたちを紹介している本です。資料として1冊あってもいいか、と思い買うことにしてレジに並びます。

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◆ガラガラの女性専用車両とは正反対に男女混合ダブルス車両は、空席はゼロの状態です。男性専用車両も作って欲しい。
 天王寺駅のホームのベンチに腰掛けていると、画廊社長のTさんから電話。「昨晩は無事に帰ったか」といった問い合わせです。子供じゃないんだからと思っていると、「オヤジ狩りに気をつけなくては」と言いたげでありました。無法地帯の大阪は怖いですからね。

◆JR八尾駅で待つこと10数分。Kさんがやって来ました。近鉄八尾駅から20分ほどかけて歩いてきたといいます。精密板金会社のSさんが車で我々2人を迎えに来てくれました。初対面のSさんは誠実そうな人。「少々コストは高くても良いものを作るのが当社の姿勢」と、こだわりの一端を披露してくれました。

 Sさんたちは八尾市内の中小製造業30社と異業種交流会「マテック八尾(MATEC YAO)」を作っています。Sさんは同会のロボット分科会の会長さんでもあります。
 「八尾市をあげて、将来の御茶ノ水博士を育てよう」と同市に呼びかけており、八尾の製造業の将来を支援していきたいといった夢を持っています。

◆マテック八尾のロボット分科会がまず手がけたのが、奈良工業高等専門学校の協力を得て、同市内の中学校でのロボット講習会でした。昨年、テスト講義を実施し、6月には4つの中学校で正式にロボット講習会を実施するそうです。

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Sさん

 講習会で使うのが自作ロボッキット。これはマテック八尾のメンバーが、それぞれの得意技を生かして作り上げたもの。光を察知して、決められたコースを自走します。講習会では5~6時間をかけて組み立て、半田付けして完成させます。

 昨年のプレ事業では教える側の中学校の先生よりも、子供たちのほうが器用に作ったほどで、「ロボットの町、八尾」にとっては、将来が楽しみであります。


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May 17, 2005

ロボットがお客を連れてくる

◆大阪・日本橋の電気街「でんでんタウン」が、7月13日から19日(一般公開は17日まで)の期間で大阪・南港のインテックス大阪で行われるロボットの世界イベントである「ロボカップ2005大阪世界大会」に出展するそうです。

 10小間という大きなスペースを確保して、日本橋のロボット技術などを世界にアピールすることになっています。それと共に電気街が大きな期待を寄せいているのが、期間中にロボカップ会場へ訪れる外人客をでんでんタウンへ誘致するという計画です。

◆ロボカップには日本はもとより世界35ヵ国・地域から419チームが参加するロボットの世界大会。期間中には出場者のほかにも、世界中からたくさんの観戦客やロボット関連技術者が会場に訪れることになっています。主催者によると延べ20万人もの来場が見込まれているといいます。

 ここに出展するでんでんタウンは、電気街で常設している「電子工作教室」を開設する。来場者に参加してもらって電子工作の楽しさをわかってもらうものですが、「これをきっかけに電気街のお客になってもらいたい」(でんでんタウン)というねらいもあります。

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でんでんタウンの電子工作教室

◆また日本橋に店舗を構えでんでんタウンのアンテナショップであるロボット専門店「ロボットファクトリー」や、日本橋のキャラクター専門店なども出展し、ロボットやキャラクター商品などを即売します。
 来場者の目を引き付けそうなイベントなのが、2足歩行ロボットによる格闘技大会です。オリジナル装飾を施したロボットによるトーナメントによる格闘を実施。日本橋が家電やパソコンだげでなく、ロボットでも抜きん出ている先進的な街であることを知ってもらいます。

◆こうしたロボットのイメージ浸透作戦とともに、会場と電気街の間でバスを運行させて、会場に訪れる外人客を電気街でのショッピングへとつなげる「でんでんタウンウェルカムバスツアー」を計画しています。
 期間中にロボカップへの来場が見込まれている外人客は約5000人。これらの人たちを対象に電気街への来街を呼びかけます。
 このうち1000人程度をガイドの案内を伴って、数回に分けて電気街へ誘致する計画です。

◆これには大阪市も協力しており、でんでんタウンでは「一般電器店とともにロボット関連のパーツ販売店や免税店などを回ってもらって買い物を楽しんでもらいたい」と期待を寄せています。
 またある販売店は「日本橋電気街に来てもらうことは、ロボットという日本の先進技術の一端を知ってもらう良い機会。日本橋電気街の存在を世界にアピールしていきたい」と話しています。


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May 16, 2005

第44回静岡ホビーショー

第44回静岡ホビーショーに出品されているロボットを見るために5月14日、静岡へ行ってきました。
学生時代以来の静岡の街でした。駅前は会場の「ツインメッセ静岡」への送迎バスを待つ人たちの長い行列が出来ていました。

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近藤科学

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ホビーショー会場と福岡市のロボスクエアをインターネットで結んで、KHR-1遠隔操作の公開実験を行っていました。


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中村素弘作の「きゅーてぃーばにー」も出演していました。    


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「KHR-1」オリジナルと「きゅーてぃーばにー」の共演も見られました。


三和電子機器

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国際電気通信基礎技術研究所が開発しヴィストンが製造・販売するロボビー・MSなども勢ぞろい。


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サッカーのボールさばきもJ-リーグ並み?


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話題の鉄人28号も登場。ヴイストンが三和電子機器な゛と開発し、3月3日から発売している2足歩行ロボットです。なんと200台の受注を抱えているそうです。


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平田悦弘社長
予想以上の売れ行きにホクホク顔。


京商

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京商の新カテゴリーとして注目を集めていたのがホビーロボット「クロイノ(chroino)」でした。
ロボットクリエーターの高橋智隆氏(京都大学ベンチャー・ロボガレージ)との共同開発したもので、早ければ今期中にも発売されるかも。


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「クロイノ」は、直立時に膝を曲げない2足歩行ができるうえ、人を基準にした長い足と関節の自由度、力強さのアドバンテージ、それに軽量小型が特徴だとか。
ロボットらしくない、より人間に近づけているのが良いね。


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実際に段差の乗り越えや、前転、転倒からの直立復帰などデモアクションを見せてくれました。


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高橋智隆氏は、京大工学部物理工学科メカトロニクス研究室の卒業生。関西テクノアイデアコンテスト2001グランプリをはじめ関西テクノアイデアコンテスト2002グランプリ、キャンパスベンチャーグランプリOSAKAグランプリ、NBK学生ベンチャー大賞、ロボカップ世界大会 in リスボン優勝など歴戦の勇士である。
ロボ・ガレージは2003年に創業。京大ベンチャーインキュベーション入居第一号。


日本遠隔制御

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アイ・ビーが開発した、au BREW搭載携帯電話を使ってBluetooth通信でリモートコントロールという世界初の2足歩行ロボット「Pirkus・R Type-01」の実演を行っていました。


双葉電子工業

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二足歩行ロボットを動かすのに欠かせないロボット専用サーボを出品。
双方向高速IF(RS485)を採用し、最高1.3Mbpsの転送速度でサーボ位置制御や加減速、トルク制御を行えるそうです。


マブチモーター

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プラモデルには欠かせない小型モーターと言えばご存知の通り、マブチモーターですね。ブースでは小型モーターで動く可愛らしいロボットたちが、子供たちのお相手をしていました。

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April 28, 2005

古い喫茶店で見つけたロボット

◆大阪・日本橋の電気街の一角にある喫茶店「バロック」(竹村正嗣さん経営)は、営業を始めて30年になるという古いお店です。
 先日、Sさんと打合せのために立ち寄ったところ、何気なくガラス戸のケースに目をやると、飛び込んできたのが古びたロボットでした。

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 ロボットと言ってもブリキのおもちゃですが、単三乾電池で胸の部分が開いて光るというもので、もう30年も前のものらしいです。背中部分を開けると乾電池を入れるボックスがありました。

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 竹村さんは「これとほぼ同型でしたが、さらに10年ほど昔のロボットのおもちゃは5000円ほどしました」と話しておられました。当時の給料は1万円だったといいますから、いかに高価なおもちゃであったが窺われます。

◆その竹村さん、電気街に店を構えるだけあってロボットにも一家言をお持ちで、最近話題になっている二足歩行ロボットについても「二足歩行ロボットが持てはやされていますが、たとえば二足のロボットがベッドサイドで介護することを考えると気色悪い。それよりも足がなくてもお茶目なロボットが傍にいてくれるほうがいいですね」とチクリ。

 話も一段落しロボットの写真を撮らせてもらい、コーヒーの飲み終わったので、帰ろうとしたとき「そのラジオを知っている人は少ないと思うで」と、指を指した壁の棚には確かに見たことのない古いラジオが置いてありました。

 聞くと昭和27年当時、4万数千円で売られていたという米国RCA社のラジオだと言います。「御影のお金持ちが持っていた」ものだとかで、骨董屋さんから買ったものだそうです。

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◆こんな喫茶店があるのも歴史がある電気街ならでは。近所の電器店の人などが、仕事の合い間にコーヒーを飲みにやって来る憩いの場所です。ファーストフードのお店では決して味わえない、ゆったりとした気分に浸れます。

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April 06, 2005

厳しいで~Xディプロジェクト

◆編集長の事務所近くにTさんの画廊があります。その前にプランターに植わった花が心なしか寂しそうにしています。主であるTさんがここ数日間、留守にしているからです。

 昨晩、僭越ながら「これじゃせっかくの画廊が泣くよ」と忠告したところ、百貨店での催事などに駆けずり回っていたからだと、疲れきった顔で説明してくれました。

 でも考えてみると、編集長はTさんと友だちでありますから、忠告する前に花に水をやったりするなど、手入れをしてやればよかったのです。これこそ友だち思いであり、花へのいたわりのはずだったのに、と反省してみるのです。

◆そんないたわりの心が少しでもあれば、もう長い間手付かずでいて、ホコリとごみだらけの自分の部屋を掃除していることでしょうが。
 どちらにしても気には留めるのだが、実行が伴わないという編集長独特の性格が災いしているようです。

◆さてフリーペーパー創刊へ向けた「Xディー」プロジェクト。
 モバイル仲間のモモさんにサンプル紙の見本を見せ、計画の概要を少しだけ説明したところ、急に「う~っ」とうなり出したのです。

 ロボットに変身しようとしているのかと、顔を覗いても先ほどのモモさんの顔があるだけ。
 「なかなか厳しそうな計画やなぁ」
 「ごもっともでございます」
 モモさんの顔はもっと厳しそうでしたが。
 「大変やでっ」
 「はい、それはわかっております」

◆かつて電波新聞社から『マイコンベーシックマガジン』という月刊誌が出版されていました。マイコンのことなんかさっぱりわからない編集長でも楽しく読めたのは、読者との交流のページでした。毎号、編集者が匿名で登場して、読者と語り合っています。

 「これを使わない手はない」
 今回のプロジェクトでは、フリーペーパーとWebサイト、メルマガ、ブログが並立します。これらすべてを使って、各地にあるロボット工作教室やロボット研究会、ロボットサークルなどのメンバーとコミュニケーションをとります。

 そのネットワークが今回の計画を成功させる光明となるかもしれません。

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March 28, 2005

もの作り振興策が盛んになる

◆大袈裟に言えば、もの作りの大切さを忘れることは亡国にも繋がりかねません。そんな指摘もあらこちらで聞かれるようになり、ならばといろんなもの作り振興策が取られるようになりました。

 近いところでは大阪・日本橋の電気街では小中学生を対象に「電子工作教室」が定期的に開かれており、人気を博しているようです。そこのメンバーたちも参加した「ロボカップジュニア関西ブロック大会」は、先日の土曜日、大阪市内で開かれました。

 自作ロボットをパソコンでプログラミングして動かして、サッカーゲームなどを競うというもので、これこそもの作りの第一歩というところを見せてくれていました。

◆出版界でも自作ブームが起きようとしています。学習研究社が小中学生を読者対象とした月刊の付録付き実験マガジン「科学のタマゴ」(A4変形版、64ページ、1680円)を、4月25日に創刊するそうです。

 科学に対する基本知識や思考を育成し、理科離れ防止につなげようというもので、毎月1つのテーマを特集して、ビックリするような自作付録が付いてくるとか。

◆自作をテーマにした雑誌は、次々と消えてしまう傾向にありましたが、再び自作振興は、これからの出版界のキーワードになるかもしれません。

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March 07, 2005

ロボット夜明け前

◆自然の叡智をテーマに「愛・地球博」が25日に開幕します。愛知県名古屋東部丘陵を会場に185日の会期で開催されますが、今回の万博が柱のひとつとして標榜しているのが「IT時代のエキスポ」です。
 万博会場で、インターネットや携帯情報端末技術、ブロードバンド時代に対応した映像情報処理技術などの実証化、実用化が試されます。

 その目玉のひとつが期間中に100体以上が集結すると言われているコミュニケーションロボットです。
 会場では掃除ロボットや警備ロボット、次世代車椅子ロボット、災害救助ロボットなど、多様な種類のロボットが集まり、それぞれ得意の”技”を披露してくれます。
 これまでロボットと言えば産業用ロボットが主体でした。製造業の場でプレス、樹脂成型、溶接、塗装、機械加工、組立、検査、入出荷などといった生産活動の場で活躍してきました。
 しかし今回の万博に登場する多くのロボットは違います。人と会話をしたりするコミュニケーションロボットと言われるものです。

◆名古屋市のビジネスデザイン研究所は、サンリオのハローキティをキャラクターに採用し、音声認識エンジンや顔認識機能、多彩な会話機能を備えたコミュニケーションロボット「ハローキティロボット」を、人と自然な会話が可能な感性コミュニケーションロボット「イフボット」とともに出展します。
 また同社は、次世代ロボットの試作機「だがね」も出品します。バーテンダーとなって、カウンターに座ったロボットのお客の相手をするといった設定になっています。

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 NECはチャイルドケアロボット「パペロ」を出品します。歌を歌って子供たちの相手をするもので、パペロを介して携帯電話のテレビ電話機能から、離れた場所の託児所に預けた子どもと会話もできるといいます。
 今までこうした展示会の花形はコンパニオンでしたが、今回からはそれはロボットに交代してしまうようです。

◆民間の調査会社の富士キメラ総研によると、エンターテインメントや介護、セキュリティなど向けの生活密着型ロボットの市場規模は、2005年に80億円程度になり、10年に向けて急速に普及し、同年には最大で約550億円規模になるだろうとしています。

 社団法人 日本ロボット工業会は、コミュニケーションロボットを加えたロボット全体の市場規模を、10年で3兆円、25年には8兆円規模の産業にまで拡大すると予測しています。
 こうした中でコミュニケーションロボットは、近い将来、家電量販店で販売されるようになり、家電業界の主力商品となっていくことは間違いないでしょう。


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