モバイルギアから進化した文章入力端末
◆先日、ウイルコムのEメールマシン「WP015」を見て、数年前まで使っていたNECの「モバイルギア(MC-MK22)」を思い出し、先週末、それを我が家のデジタル博物館から持ち出してみました。
外観のデザイン=写真=は時を経ても十分に現役を張れるだけの素晴らしさを持っているのが嬉しかった。
乾電池2本で駆動するのもいい、早速にエネループをデジカメから取り出して入れる。
でも電源が入りません。
起動させるにはボタン電池が必要だった。
それを忘れていたわけで、新しいものと入れ替えてみると、白黒ながらも当時の画面が蘇りました。
これはまだWindows CEが搭載される以前の機種で、まだ原始的な端末でした。通信も固定電話か携帯電話に接続するものでした。
ワープロソフトを起動させて文章を書いてみる。
これも支障はない。
保存は本体のメール送信箱には可能だが、カードへの保存ができない。
それにやはり画面が白黒というのは見づらく、それによる目の疲れも大きい。
しばらくして編集長はモバイルギアからシャープのWindows CE機の「テリオス」を使うことになった。
今度はモバイルギアでは不可能だったWebサイトへのアクセスが可能になったもののサイト画面が乱れるなど、やはり文章入力とメール送信機といった限定したものでした。
抵抗なくWebサイトへアクセスしたいという想いから、ノートPCの「Libretto」(東芝)を購入した。
これは今までの疲れとイライラ感からすべてを開放してくれました。
ただいつも持ち歩くには重たい。いつになっても不平不満は出てくるものです。
文章入力端末も魅力あるものの、今までの経験からすると、それはモバイルPCよりも小型でありながらディスプレイは大きく、文章入力機能が高いものがよく、メーラーと同時にブラウザを搭載しているものでなくてはいけない。
それ以外のアプリケーションはいらないが、しいて言えばワードの表示機能は受信文章を見るために必要かもしれない。
◆ところで文章入力端末とともに使い続けていたのがPDAです。
とりわけウイルコムの「WZ03」は携帯性に優れ、文章入力にも抜群の力を発揮するもので、本当に使えるPDAとして愛用しました。
ただノートPCなどと比べると、画面が小さいのがやはり難点。
それを解消してくれたのがイー・モバイルの「EM ONE」=写真=でした。
これは最高の使い勝手です。
ようやくモバイルキーボードを取り付けての使い方にも慣れてきたところで、文章入力、Webサイトへのアクセス、スピードと、何を取っても今のところ文章入力端末としては文句はなし。
そんなところに登場してきたのが先日見たウイルコム「WP015」の試作機でした。
開発思想は「モバイルギア」ですが、モバイルギアにはあったスケジュールやToDoなどPDA機能はなくし、文章入力機に徹するようです。
富士通ビー・エス・シーが開発した組込みメーラー「Be Star Mail」が搭載されています。
メーラーに文章を書き込む仕組みで、原稿はメーラーで書かなければなせない。
これでは行数や文字数を考える必要がある原稿作成には使い辛い。
モバイルギアですらワープロソフトはメーラーとは別に入っていただけに、せめてテキストエディタソフトは入れてもらいたいところだ。
懐かしくなってデジタル博物館から取り出したものの、モバイルギアを卒業した理由を再認識した思いです。
わずか数年間の間に文章入力端末の使い勝手は、数段の進歩を果たしているようです。
[ウイルコム・WP015]
http://webpress.air-nifty.com/digital/2008/06/ewp015_2c34.html
[Be Star Mail]
http://www.bsc.fujitsu.com/services/embedded/be-star-mail/





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