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January 11, 2005

謎に包まれたニノミヤの会社更正法適用

◆いよいよ日本橋も総崩れなのでしょうか。今日、日本橋に地盤を持つニノミヤが、大口債権者のモルガン信託銀行から、会社更生法の適用を申し立てられ、大阪地裁から保全管理命令を受けました。負債総額は約279億円だそうです。

 これで関西家電量販店は、一昨年の和光電気、マツヤデンキに次ぐ経営破たんです。ニノミヤは、日本橋が占めるウェイトが大きいだけに、電気街に与える影響は大きいでしょう。

 せっかく上向き始めていた電気街の活性化策も、これで頓挫してしまう恐れもあります。ニノミヤの二宮祥晃氏は日本橋筋商店街振興組合の理事長であり、沈滞していた日本橋電気街を守り立てようと積極的に策を講じていたところでした。

 これに代わる人材が、今の日本橋電気街にいるのか、誰もが不安を抱いています。ニノミヤの対抗馬だあった上新電機も、今回の騒動はまったく寝耳に水だったそうです。ライバルがいなくなることで日本橋における上新電機の魅力も薄らいでしまうことが心配です。

◆しかし本当にこれは経営破たんだったのでしょうか。もちろん経営状態は決して良くはなかったようですが、破綻する状態であったとは考えられません。6日に行われた恒例の合同年賀会の席上で、二宮氏は「年始は上々のスタートを切った。明るい話も出てきている。この調子で今年は行きたい」と力強く挨拶しているのです。

 その後、三連休明けの11日、同社のホームページは「1月11日から1月14日まで臨時休業とし、1月15日からは平常どおり営業を再開する予定です」と告知しています。このサイト更新を業者へ依頼したことを二宮氏は知っていたであろうか。あまりにも手回しが良すぎる。

http://www.ninomiya.co.jp/index1.htm

 このほかにも、会社更正法適用を申請した大口債権者のモルガン信託銀行のあまりにも手回しのよい点は見られます。申請したすぐその日のうちにエディオン、オークワなど3社が支援を申し入れたと発表したのも、そのいい例です。

 こうしたことから、一部には「年末までにすべてが根回しされていた」といった声も聞かれます。ですからメーカーは事前に出荷を抑えていたところもあるといい、話は早い段階でメーカー筋まで届いていたのでしょう。

 しかし当人のニノミヤにはまったく知らされず、モルガンが言う弁済計画の提出要請や社長の面談拒否は、朝日新聞によると二宮氏は「まったく知らないこと」と言い、まさに寝耳に水であったようなのです。

◆こうしたことから今回の一件は「用意周到に進められたモルガンのハゲタカのような収奪行為」とする声も聞かれます。

 いずれにしてもこの騒動によって、日本橋電気街の活性化が歩みを止めてはいけません。今年7月下旬に出店する予定のヤマダ電機難波店を、新たな盟友として迎え入れるような意気込みで、新しい街づくりに取り組んでいく必要があるでしょう。

http://webpress.air-nifty.com/photos/digital/shindo.html


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