ARと新聞
愛媛新聞社が、iPadやタッチパネル型のデジタルサイネージを用いて電子新聞を配信するシステムを開発したという。将来は、これらを使って紙面を配信するそうだ。
今、活字を読者に届ける手段を紙からデジタル媒体へと置き換えようという動きが活発だ。長い紙の歴史を考えければ、そろそろ新しい媒体が登場しても不思議ではない。
そこで注目したいのがiPhoneのアプリ「セカイカメラ」で話題になったAR(拡張現実)技術だ。調査会社のシード・プランニングが2015年のAR活用サービス市場を予測している。それによると、デジタルサイネージ市場が235億円、モバイルコンテンツ市場が210億円としている。
すでに拡張現実は新聞などの活字メディアとの結びつきが進められている。そのひとつが住友商事が日本経済新聞に掲載した広告だ。
パソコンで広告に掲載されたスペシャルサイトのURLにアクセスし、新聞から指定されたマークを切り抜いてWebカメラにかざすと、パソコン画面のカメラが写し出す現実の空間に3Dグラフィックの地球が浮かび、回り始める。地球には、世界各地の住友商事の拠点や事業を行った地域が示され、ポイントごとに動画などのコンテンツで各拠点の情報を提供するというもの。
これは記事の写真にも応用できるはずである。これからの新聞にとって必須なマルチメディア化を促進する材料のひとつになるだろう。




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